どうも違和感が・・・

出た、「the 日本」。

さりげなく人の行動変化への背中を押す方法として、ナッジ(nudge)が注目されていますね。強制的に何かをさせるのではなく、さりげなくとってほしい行動に導く…という感じでしょうか?

「隣の人は石鹸で手を洗っていますか?」と貼りだすことにより、トイレで石鹸を使って手を洗う人が増えた、という。

でも、この「隣の人は‥」というのは、いかにも日本的だな・・・と(^^;  思いませんか??

世間では…、ご近所さんが…、同僚が・・・いろんな周りの目を気にしながらが日本の生活。そして、実際に周りも見ている。ちょっとでも違うとなんだか空気がうるさい。みんな一緒にがしみ込んでいる。

こうしましょう!ああしましょう!それはダメです!という注意の看板やら張り紙やらは、びっくりするほど多い。

田舎でも、でも、例えば私がいま滞在している品川のある地域でも、一日何回も「○○しましょう」の町内放送が流れる。個人の生活に突然入り込んでくるこの大音量の放送には、いまだに何となく怖いものを感じる。

だから、さりげなく導くはずの方法も、何となく、変なことになる・・・のかな??

よい意味での日本的な発想で、何か、誰か考えられないのかなーと思うのですが・・・。

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