しっくりくる時

環境を作っていて、あ、これだ!と思った瞬間に出会ったことありますか?

いろんな園を見ていると、子どもの人数や月齢を考えた時に「まさにこの感じです!」という環境に出会うことがあります。

みのりの庭保育園(兵庫県和田山0歳児クラス)

0歳児3人の5月。

まだハイハイの子ども達。

子どもが3人だと、基本的には大人は一人で、必要なところでフリーがサポートに入る体制になります。

ですから、大人が一人で見ていたり、もしかしたら、担任が子どもにご飯をあげている時に他の子ども達が大人を視野に入れながら安心して遊べるような空間…と考えると、ここなら大丈夫そう、と思いませんか?

たくさん動いてほしいので、動きたくなる、そして、危険ではない空間づくりもポイントです。

今の時期は、午前睡がある子やコットで寝るには早そうな子(コットから降りてきてしまう)にはベビーベットがあるとクラスとして過ごしやすいです。

ご飯の後に午睡をする流れの子であれば、食べ終わった後に入ってゴロゴロ過ごすことができます。そして、しばらく自分で遊んで眠りにつきます。

午前睡があった子は、昼食後は起きていて少し遊びます。

前回のブログの部屋ようにベッドをあそびの空間に隣接させることもできますし、この園のように、隣接はしていないけれども近くに、あそびを見ている大人が床あそびも運動あそびも、そして、寝ている子も見れるような位置関係に配置することもできます。

部屋全体として、とても落ち着いた雰囲気ですよね~(^^♪

この部屋にあるもの、壁に貼ってあるものは、基本的に子どもに関係のある物だけ。大人の書類はほぼ貼ってないです。

窓に白いレースのカーテンがかかっているのも、全体の空気感を柔らかくしています。

どこに何を置くか、どんなものを、どうやって置くかも、よー――く考えたと思います。

0歳のこの空間も、何を置くかに悩む場所ですよね、特に今の時期(4、5月)。

まだまだお世話をするほどでもないけれども、でも、何かは置いておいた方が良い。で、子どもが3人ということを考えても、広さも中身も、まさにぴったりな感じです。

疲れた子がゴロゴロしたり、ちょっと絵本を手にとったり、人形を抱っこしたり…ができる空間。

いいですね~(^^

こうして、皆さんがいろいろ工夫して環境を作ってくれるおかげで、私もとっても勉強になっています!

そして、ブログを見ている皆さんも、ですね(^^♪