園庭の分け方

大きな園庭があっても、乳児と幼児での使い方に困っている園、ありますか?

ちょっとした工夫で、上手に使っている園がありますよ。

真こども園(愛知県津島市) 

広い園庭を、コーンで仕切っています。

左が0,1,2歳の空間で右側が3、4,5歳の空間。

全部は写っていませんが、かなり広い園庭です。

こんな仕切りだったら、子ども達がくぐっていってしまいそう…って思いますか?

でも、子ども達って大人が思う以上に賢いですよ。

ちゃんと、これを仕切りとして認識して「ここから向こうは行かないんだよね」って理解して過ごしてくれます。

ただ広い園庭がそのままだと、小さな子達はどうしたらいいか分からず、砂場に座って遊んでいたり、幼児用の遊具に登ったりして、本来の運動あそびができません(するものもないので)。

でも、こうして各年齢でできそうな、そして、してほしい運動遊具を配置しておくと、子ども達は喜んで試してくれます。

園庭を工夫し始めた園は、室内環境や活動も充実し始めています。

年長さん達の制作。

何がいいって、皆、それぞれ模様の位置・配置が違うこと。

いいですね~♪

そして、貼っている位置や間隔を見ても、丁寧(^^

色にもこだわりが見えますね。

(大人の用意している色合いもきれい。←これ、大切)

この後、周りにもそれぞれ模様を描いていましたよ。

色鉛筆だから、よりきれいに、繊細に描けますね。

難しいこと(運動会や遠足のような、何を、どう書いたら良いか分かりにくいテーマ)を描かせるよりも、まずは自分なりの工夫もできる、でも、シンプルな内容から取り組むと良いと思います。

こんな活動なら、絵を描くことが苦手な子も参加できますね。

先生達は、机の上が乱雑にならないようにということも、日々、伝えているのでしょうね。

小さな積み重ねは、子どもたちの姿に現れ始めます。

物の扱い方、立ち振る舞い、言葉遣い・・・

小さな積み重ねを怠ってしまうと、えーっと…たしか年長だよね??という姿になってしまいます。

もう6月だけど、まだ6月。

できることはたくさんありますよ!