担当制・新学期スタート前に その①担当を決める

あと数日で新学期ですね。やることいっぱいありますよ!

スタートしてから・・・ではなくて、ほとんどはスタート前に決めたほうがいいことばかりです。

まず、担任ごとに担当児を振り分け、順番を決めます

担当を振り分ける時の一番の基準は食事時間です。まずは、一人ひとりの日課をだいたいでいいので書き出してみましょう。それを見ると、登園が早い、登園は遅いけど早く起きている(眠くなる時間が早い)、起きるのは早いけど朝ご飯は遅い(お腹が空くのは遅いかもしれないけど眠くなるかも)…など、一人ひとりの状態が見えてきます。

これを元に、ご飯の順番をクラス全体で並べてみましょう。

その後で、A保育士(早めにスタート)とB保育士(遅めにスタート)に子どもを振り分けていきます。

A保育士の担当児:一番にお腹が空く子どもから中盤の子どもまで

B保育士の担当児:早めにお腹が空く子どもから遅い子まで。

A保育士とB保育士が一度にスタートすることはないので、その時間差を考えて、子どもたちを振り分けていきます。新学期は、子どもたちも早めにお腹が空くので(待つのが難しいので)、Bの保育士はAの保育士が一人目の子どもの食事を終えたころにスタートをすることが多いと思います。後半に入ると、時間差をつけていくことができてくるはずです。

(保育士が二人とも一度に食事の準備に入ると、それだけで子どもたちもそわそわし始めます。一人だけが準備に入り、もう一人があそびを見続けていられる方が、クラス全体が落ち着いて―新学期は無理ですが^^;ー過ごせます)

(担任が3人いる場合は、最後の大人は、一人目の大人の食事が終わったころに食事をスタートさせることになるので、中盤以降の子どもたちの担当をすることになります)

担任二人が食事に入る場面が出てくるので、サポートの大人があそびを見て、子どもたちの食事の終わるタイミングに合わせて布団を敷いていきます。

注意点① 月齢が低い=食事時間が早い ではない

月齢が低くても朝が遅かったり、午前睡が入って機嫌の良い時間が長かったりすることがあります。

注意点② 月齢をかたよらせない

一人の保育士が低月齢児、もう一人が高月齢児を担当してしまうと、低月例を多く担当した保育士の食事の進みが難しくなります(ずっと一対一のまま)。低月齢と高月齢を担当しておいた方が、手のかかること上手な子―上手なこと上手な子…など、早目に組み合わせて食事を進めやすくなります。とくに0歳児クラスの場合は、年度末を見通して、その頃にできるだけ2対1で食事をしている子たちが増えているように予想しながら考えましょう。

注意点③ 新人さんもきちんと担当を持つ

新人だから…と担当を持たせないでフリーにしたり、担当を少なくすることがあります。大変な子どもは持たせないなどの配慮は必要ですが、きちんと正規の人数を振り分けます。

理由1 新人の担当人数を減らして経験者の担当児を増やしてしまうと、経験者の方が身動きがとれなくなります。新人と組んだ経験者は、全体をしっかりと見たり、新人の動きも見ていく必要があるのですが、自分の負担を大きくしてしまうと逆効果になります。

理由2 1年目からしっかりと全体を見たり、ある程度の人数の子どもを見ることを練習していった方が、新人さんの力もついていきます。変な配慮をしてしまうと、大切なコツがつかめないまま2年目を迎えることになります。

注意点④ 順番を変える時

予め順番を決めたけど、変更したほうがいいと思うことも多々出てきます。その場合、「ただ慣れていないから?」「その日だけの事情?」などをよくよく考慮し、子どもが泣いているから…と安易に変えないようにします。順番を変える時は、できるだけ担当の保育士の持っている子どもの中で入れ替えるようにします。

慣れている段階では子どもたちは事情が分からずによく泣きます。根気強く子どもたちに順番や日課を伝え続けるか、あきらめてしょっちゅう順番を変えてしまうかでも、子どもたちの落ち着くタイミングが大きくずれるので気をつけましょう。

子どもたちが泣いている時、子どもの気持ちに共感しながらもおろおろしない! とっても大切です。

もう一つ、おもちゃがあるかどうかでも食事まで待てるかどうかが大きく変わってきます。子どもたちがあそびながら過ごせるように、おもちゃは少しずつでも揃えていきましょうね。

子どものことが分からないから担当はあとから決める…としている園もあるようですが、子どものことが分からないからこそ担当を決めて、一人ひとりをしっかり知るようにしていきます。

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