タッパー禁止!とまではいわないけれど・・・

おもちゃが本当に手に入らなくて、仕方なくタッパーを使っていたころとは違って、今はわりと安価に乳児の遊具も手に入りやすくなっています。そして、おもちゃが増えてきた園も多い。それなのに、なぜタッパー??

禁止とまではもちろん言いませんが、でも、遊具がある園ならば、まずはちゃんと市販の遊具を出してほしい!

遊具がない園も、タッパーを買い込んで手作りする前に、まずはどんな遊具がどんな値段で買えるのかをリサーチしてほしい。今はネットでもかなりいろいろと手に入りますよ。カタログで買うよりも安価なものもあります(そして、決して質が悪いわけではありません)。

もちろん、単純にものを落としていくあそびも大切だし、タッパーのふたを開けての入れたり出したり・・・をしたい時にはあっても悪くはないです。

でも、でもですね、やっぱり棚の見かけが違うんです。子どもたちの目に止まるかなー、手を伸ばしたいと思うかなー、部屋の反対側にいる1歳児が「あ、あそこに何か面白いものがあるから行ってみよう!」と思えるだけの魅力ある棚になるかなーと思ったら、タッパーの並んでいる棚は面白みに欠けます。

棚に色がない。魅力がない。大人でさえ、そばに行ってよく見ないと遊び方が分からない。

そして、やっていることも、単純作業になりがちです。

でも、もしこんな棚があったら・・・

ひかり泉こども園 1歳6月(岐阜)

そして、隣にはこんな棚もあったら・・・

そばに行きたくなりますよね。

こんなにたくさんあったら恐ろしいことになる…と思いますか?

4月の時点では多分もう少し少なかったのでは…と思いますが、子どもの様子を見ながらだんだんと増やしていきます。

0歳の後半から机上の遊具などを増やしていった園では、子どもたちもあそび方やルールが分かってきているはずです。

新入園児は最初、何だろうと手にとってポイっとするかもしれませんが、そこは大人がそばに行って、座ってやろうか、こうしてごらん(とちょっと遊び方を見せてみる。もしかしたら、同じことはしないかもしれなけれど、遊ぶものらしいということは理解する)・・・・と繰り返していくうちに、だんだんとそれぞれのあそび方を学んでいきます(大人が教え込むからではなく、子ども自身も気が付いていく)。

0歳であそんでいなかった子どもが多かったり、新入園児が多いクラスの4,5月はもうひたすら「ここであそぶよ」「持って歩かないよ」「口から出そうね」「投げないよ」・・・(大人の方が泣きたい)・・・を伝え続ける日々で、もう疲れてきたぞ、これが永遠に続くのか?と思うある日、ふと気が付くと、子どもたちが落ち着いて遊んでいる!!・・・はず。それが、今頃の時期(6-7月)。

こんな遊具があったら、子どもたち、どんなことに気が付きそうですか?

 ・・・色、形、大きさ、高さ、組み合わせ、物の名前・・・

どんなことを練習することになりそうですか?

 ・・・持ち方、つまみ方、入れ方―出し方、見ること、考えること・・・

上の棚にもタッパーはありますよ。でも、他と比べると断然少ないですよね。これぐらいの取り入れ方を目指したいですね・・・。

おもちゃを買ってもらえないんです、という園は、タッパーを入れつつも、根気強く少しずつ増やして比率を変えていきましょう。「タッパー=遊具」と安心しないでくださいね~~。

もしタッパーばかりだったら・・・同じことを繰り返すばかりでいい加減飽きてきて、走り回り始める子の増えてくる1歳児クラスの7月になっているはず。

そういえば、走り始めている…と思うクラスは各空間の広さと遊具の種類を確認してみましょうね。

注!! 家庭は、保育園のように遊具を集めることも、発達に合わせて遊具を増やしたり、入れ替えたりすることはなかなか難しいので、手作り遊具を子どもに合わせてつくるのはとってもいいと思います!でも、保育園にはたくさんの発達の違う子どもがいて、それも何年間にもわたって使うことができ、消毒ができる遊具が必要です。

子育てママのブログ(そうでないブログにも)などにはたくさんのアイデアが載っていて参考になることもありますが、保育園向けではないこと、そして、個人の経験談であることも多いので、園に応用する時には、その辺りをよく考慮して判断しましょうね。

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