Q&A「ままごとあそびのワンパターンをどうしたら??」

Q. 野菜と果物のおままごとが数個しかなく、それをお弁当箱に入れて、カレー作ったのと保育士に持ってくる子がいますが、ワンパターン化しているのを解消したいです。

A. これは、ワンパターンのあそびしかしない子どものことを悩んでいるというよりは、それぐらい遊具がないんです、という訴えだと思ったらいいですか?

子どもの発達の相談とは違う気がするので、遊具の視点から考えてみますね。

ワンパターン化しているのは大人の発想の方かもしれません(^^;

ままごと遊びは言い換えれば「再現あそび」で、子ども達は自分が日々経験していること、目に見ているもので覚えているものを、手にとった遊具を使って再現します。

ですから、お野菜とお弁当箱、そのほか少しの道具しかなければ、そして、今が年度末だとすると、それぐらいしか遊具を増やせなかったということなので、気の毒な子ども達のあそびがワンパターンになってしまうのは当然な気がします。

再現あそびというと、どうしても台所での料理ばかりになりますが、もっともっとたくさん用意できるものがありますし、園の職員の家の中を探したら、不要な調理道具(鍋類)とか壊れた炊飯器(もちろん、きれいにして)、いらない座布団(もちろん、きれいにして、カバーをかけて)、小さくなった子供服(ゴムではきやすくするなどして、あそびの中で着られるようにして)・・・・などなど、いくらでも工夫ができると思うんですよ。

日本はケーキの箱やお菓子の箱などもたくさん集まるので、再現あそびのコーナーや構成のコーナーでも使えると思います。

まずは、上にちゃんと掛け合って必要なものを少しずつでも購入してもらう。自分たちでも頑張ってみる。

そして、くるみのお便りや冊子を見てください~~~!!

こういう悩みのために、たくさんのイラストを描いてもらいながら、細かく環境などを載せています!!