話しかける時、見守る時

枚田みのり保育園(0歳児クラス2月)(兵庫県)

0歳児クラスの今の時期、一年間、いろいろな遊具を手に取って試して過ごすことができたクラスでは、一人で遊ぶ子ども達の姿が増えてきていると思います。

構成の空間の遊具、増えていますか?

一人でもくもくと遊んでいる子が・・・何しているのかな~

さっきは重ねていたけど、今度は並べ始めましたよ。

そしてまた重ねて・・・

また並べて・・・

遊具でできること、自分のできることをいろいろと試しています。

こんな時は、言葉をかけずに見守っていてもいいかもしれませんね。

クラスには、たいがい、遊びに誘った方がいい子や、声をかけた方がいい子たちがいるので、その子達のところに行って、またこの子のことも見て…としていると、きっと遊びの変わるタイミングに気が付くと思います。

そんなポイントポイントを見ていると、きっと子どもと目の合うタイミングがあるので、上手に遊んでいたね―とか、今度は何する?とか、言ってあげたらいいかもしれませんね。

ただ、実はこの日は公開保育の日でして、全体はこんな感じ。

 クラスにも見学の大人が3人ぐらい座っていて、窓からも知らない人たちがのぞいているという中でも、子ども達はマイペースに遊んでいました。

この子も他の子も、なんだかいつもと違うな…先生たちも緊張しているな…と感じたかもしれないけれど、でも、いつも遊んでいる遊具で自分が遊ぶことができれば、そちらに気持ちが向けることができます。

自分で遊びを見つけられない、遊べない子ども達は、こんな時はどうしたらいいか分からないので落ち着かなくなったり、泣きたくなったりするかもしれません。

でも、遊べる子達は、状況の解決方法としても、自分の楽しい方法を見つけることができます。

この女の子も、隅っこでもくもくとあそびながら、時々後ろを振り返って「まだいる…」とため息でもつきたそうな顔をしていました(^^;

普段とは違う状況の中で、子どもが、遊ぶことで緊張を解消しているような時は、ちょっとそばに行って「きれいに並んでいるね」など、ちょっと声をかけてあげると嬉しいでしょうね。

いつ声をかける?見守る?に答えはないです。

その時々の状況や子ども達をよく見ながら、コツを掴んでいきましょう♪

あそび

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