おもちゃの増やし方・考え方 台所編 その③

いろんなパターンの紹介ということで。

ここは各クラスでいろいろな家具を使っていたと思います。この部屋はこのタイプ。今見てみたら、棚の上で切るのはもしかしたら高いかな・・・流しと同じ高さの台があった方がいいかもしれませんね。でも、すっきりしていて分かりやすいですね。

黒野こども園(岐阜)1歳児4月

ある園に、各クラスの台所を送ってもらいました。下は二歳児さん。

くるみの里保育園(2歳児4月)

真ん中の女の子は、レンジに入れて「チーン」となるのを待っているのかな?

1歳、2歳児の台所はこんな感じになります。

一緒にあそぶというよりは、誰かが台所にいると「何しているのかな?」と覗きに行ってそのままそこで何かであそび始める…というパターンが多いので、多い時は3~4人は集まっています。(ここも、右に一人子どもがいますよ)

そして、目についたものでそれぞれがあそび始めるので、まさにこんな感じです。

もし、ここに作業台がなければ、これが机の上で行われることになるので、人形にご飯を食べさせようとしていたり、自分が座っていたりするところにどんどんいろんなものが運ばれてきて、結局、台所はぐちゃぐちゃ…とすごい状態になり、自分が何であそんでいたかもよく分からなくなってしまう・・・(あー、うちのクラス、と思った方、たくさんいますねきっと・笑)。

他に遊具がそろえられていないと、ますます台所に集まってくるので、必ず構成や机上の遊具もそろえましょうね!

次は三歳児さん。

くるみの里保育園(3歳児4月)

物の置き方がすっきりしていますね。とりやすそう、そして、片づけやすそう。縦長の棚もいいですね!

ヤカンやティーポットがあるだけでも、あそびが変わります。

お汁のお椀と御飯茶碗になるような食器もありますね。幼児クラスになったら、お皿だけじゃなくて、こういったものもあるといいですね。

くるみの里保育園(4歳児4月)

次は四歳児。この高さの低いかご、中身が見えていいですね。ガスレンジの下の食器おきの工夫もいいですね。

食器は冷蔵庫の中かな?下のかごの中にあるのが食器なら、出して配置したほうがいいかもしれません。

きっと年間を通して、出たりしまったりする食器があるので、また夏や冬にも撮ってもらおうかな(^^

棚の中にレジが入っていますが、あえてお店屋さんを作らなくても、子どもたち自身が台所やお世話の空間をお店にして、必要な時にレジを出してきます。または、大型積み木やいすを並べてお店を作ったり。だから、カウンターを用意したり、お店屋さんを長期にわたって設定することも本当はあまり必要ないと思いますよ。

くるみの里保育園(5歳児4月)

五歳児クラスは高さが出てきましたね。そして、棚の中にしまわれていたり、食器が重なっていても扱えるようになっているのでこんな感じでの収納が可能になっています。高いところにも手が届くし、台所がコンパクトになってきました。その分、他の役割あそびをし始めるので、台所以外のものを充実させるようにします。

・・・・そんな写真も見たいですよね。探します!…そのうちに(^^;

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