ハンガリー保育研修
くるみの木では、ハンガリーでの保育研修の現地コーディネートを引き受けています。研修園・観光など全体の手配から、研修内容まで、主催者側と相談しながら、参加メンバーに合わせて考えていきます。(ただし、扱いは個人旅行となります)
ハンガリーの保育自体を知らないグループであれば、全体の大切なポイントを抑えられるような内容となります。
すでに日本でも担当制や流れる日課、あそびの環境などを試みている参加者がメインであれば、より専門的な内容で組んでいきます(遊びの中での子どもの発達をみる、テーマを絞って、など)。
(注:施設だけを見学し、観光がメイン・・・というような視察旅行のお手伝いは行っておりません)
研修の時期は、ハンガリーが九月の新学期で、夏休みもあるので、日本側の都合と合わせると若干限られてきますが、それぞれの時期だからこそ見られることがあります。
5月・・・日本では新学期ですが、ハンガリーでは年度末に当たります。一年の終わりの落ち着いたクラスの様子を見ることができます。風邪をひいている子どもがいないので子どもの数がそろっている保育を見ることができます(秋は風邪をひいて休んでいる子どもが多く、子どもよりも見学者の方が多い・・・なんてことがざらにあります)。
そして、なんといっても、一年で一番美しい季節!春!この時期には、必ず週末もはいった若干長めの研修を組み、田舎でのプログラムやプラスのワークショップを入れたりして、より一層楽しめる内容にしています。
くるみの木でのハンガリー保育研修予定
2016年5月 テーマ「運動発達」(乳幼児保育の基本も抑えます)
2017年5月 テーマ「芸術教育」(同じく)
10月・・・新学期から一か月・・・日本での5月です。きっとまだまだ落ち着かないだろう・・・などと思いきや、驚くほど落ち着いている様子に驚かされます。子どもが落ち着くために必要な条件に何があるのかを考えさせてもらえる時期です。(ただし、園側としてはあまり見学者が嬉しくない時期でもあります)
11月の終わり・・・風邪をひいて休んでいる子どもが一番多い時期ですが、外遊びのためにたくさんの服を着せたり脱がせたり・・・と、手がかかっているはずなのにゆったりと関わる育児行為を見ることができます。また、秋から冬に季節が変わる時期。保育室の装飾や活動の移り変わりを見ることもできます。町が少しずつクリスマスの準備を進める中で過ごすことができます。
12月初め・・・何といっても、クリスマスシーズンです!町も保育園もクリスマス一色。祝日に向けて、保育園でどんな風に準備を進めていくのか、祝日や行事のあり方を考えることができます。町のいたるところにクリスマス市が立ち、オペラの演目もクリスマスに向けたものになっていきます。
1月・・・だんだんと本格的な冬に入っていきます。特別な祝日もなく、子どもたちも園での生活に慣れ始め、ごく普通の保育園での生活をじっくり見ることができます。
2月・・・一番寒い季節です。カーニバルがある月なので、保育室の装飾が賑やか!ここでも、日常の保育の中で進行する行事や祭日の準備と、乳児と幼児の行事のあり方についても考えることができます。
詳細はくるみの木までお問い合わせください。kurumi@kurumi-no-ki.net