おはよう!
「おはよう!」と言ってくれる玄関。
3月の玄関
そして、夏。
もし、そこにだれもいなかったとしても、こんなふうに飾られていたら、まるで園の誰かが「おはよう!」と言ってくれたような気がして、一日、元気に頑張ろう!と思えるかもしれない。
みんなが元気に保育園に来れるわけではない。
お母さんと別れるのが寂しい子。体調がいまいちな子。まだまだ保育園に慣れられなくて不安な子・・。
こどもが泣いて寝不足だったり、仕事も何もかもがしんどかったり・・・一日のスタートに「よし!」と気合を入れないといけない親はたくさんいる。
「早くしなさい!」「はい、荷物もって!!」
ついつい、子どもへの要求ばかりが口から出てしまう、朝の時間。でも、もし、こんな玄関だったら、親の気持ちも、子どもの気持ちもちょっと和らぐかもしれない。
そして、もし、毎日海の生き物たちの置かれている場所がちょっとずつ変わっていたら・・・夕方になったら、イルカが一匹どこかに遊びに行っちゃった?とか。。親子の会話も増えるかもしれない。
“保護者への連絡事項”や”市からのお知らせ”がべたべたと貼られている玄関と、こんな玄関。
子どもを預けたいのはどちらの園ですか?
おじいさんとおばあさん、花火を見ながら何を話しているんでしょうね・・・。
( ちなみに、この園では、毎月、保育士さんたちが担当で玄関の装飾を考えるそうです♪ 私には無理かも・・・)