“楽しさ”をみつける
2歳児の机上コーナーで
一つずつ色を選んで並べて入れ終わったら、今度は枠の外に並べ始めた。
手先が器用になり始め、細かなあそびができるようになると、シンプルなあそびの中にバリエーションを見つけ始める。
小学校の授業は!先生たちの価値観は!!と小学校に対して憤る保育関係者は多いけれど、でも、そういう保育関係者はどこまでの努力をしている?そこまで自分たちがちゃんと考えて保育している?とついつい思ってしまう。
事あるごとに他機関のあらさがしをするよりも、まずは今の時点で私たちにできることを考えよう。
学校の勉強で大切になることとの一つに、「シンプルなことを楽しめる」がある。
ちょっと線がきれいになった、この漢字形が面白い、○○ちゃんの考え方楽しい♪…ちょっとしたことに楽しみを見つけられるか。
シンプル…単純と言うこともできる作業を繰り返すのも、学習の特徴。そこを楽しむところまではいけなくても、何か面白さを感じられると、学ぶことは苦ではなくなる。
自分なりに課題を見つけられるかどうか。消しゴムできれいに消そう!枠からはみ出ないように・・・・そんなことを、大人に言われていやいやではなくて、「自分がそうしたいから」と単純に思える子たちは、嫌だなーと思う比率が断然低い。
自分で課題を見つけ、ちょっとした変化を楽しめる。そんな子どもたちを育てるために・・・どんなことができるでしょうね?