ぽっとん落とし・・・
昔々、おもちゃがあまり手に入らなかった頃、手作りおもちゃはとっても貴重でした。
もしくは、今でも早急におもちゃを増やしたいけど買うのに追いつかない・・・という時は、手作りが必要になります。
または、市販では売っていないので・・・という時も、作りますね。
でも、乳児のおもちゃといえば「ぽっとん落とし」(タッパーにいろいろな形の穴を開けて、いろいろなものを入れられるようにしたもの)のワンパターンになってしまい、気がついたらタッパーばかりのバリエーションが増えていた・・・ということ、ないですか?
あったらダメというわけではない。でも、例え100円だったとしても、タッパーを買ってきてそれを遊具に作りあげるまでの手間暇と時給?を考えたら、市販のもので質の良い遊具を揃えられる。
何がいいたいのかというと、ワンパターンな発想で増えてしまうのだとしたら、気を付けましょうね、ということですね(^^♪
倉敷市 ひまわり乳児保育園の1歳児クラス(10月)
1歳に典型的な、机上のコーナー。机上とは言っても、まだ床であそぶことも多いです。
この先、多くの遊具がだんだんと机上に移行していきますが、今の時期(秋)だったら、まだまだ床であそぶ方が遊びやすい子が多いので、ここのスペースは広めにとっておきます。そして、置いてあるものも、形、大きさ、色、素材を意識するもの、ひも通し大小、スナップ止め(これは手作り)、簡単なパズルなどなど、いろいろなものを用意できます。ちょっと難しめのパズルは机でするように、奥の棚において机であそぶ約束事になっていそうですね。
ホワイトボードの遊具は手作り。市販と手作りのものを上手に組み合わせて遊具を用意しています。
そして、今は秋だから、そして、このクラスの子どもたちだからこの環境とこの遊具!
一年のどの時期なのか、クラスの子どもたちの発達とあそびのレベル、などなどを考慮しながら空間の広さや遊具を選んでいきましょうね。