園からの発信アイデア♪
休園や自宅待機が長引く中、園からのネット発信を頑張っているところも沢山ありますね。
年長、年中になると知的欲求も高くなっていくので、ただ遊んでいるだけでは物足りなくなってきます。ちょっと頭を使うような時間もないと、それもストレスに。
くるみのカルタを使っての発信はどうでしょう?
リアルタイムの課業もできるかも!(わたしなら試してみるなー)
一日20分でも子どもたちが集中してくれたら、親としてはとってもありがたい (わたしが子育て&姑の介護中に今の事態に陥っていたら…想像するのも恐ろしい・・・)
例えば、先生が画面で「はちみつも、魚も果物も大好き、ざっしょくなんだ」という読み札を読みます。で、画面には下のような似た動物のカードが三つ。
絵にあるから、分かる子には分かりますね。はい、クマ。
でも、それで終わらせたらつまらない。
へー、クマッては魚やはちみつだけじゃなくて、果物も食べるんだねー。森に棲んでいるから、はちみつも果物も沢山あるね。
森にある果物って、なんだろうね?
はちみつって、どこにあると思う?
お母さんやお父さんと調べて、また明日教えてね。紙に描いて、園のアドレスに送ってくれてもいいよ、そうしたら、みんなに紹介できるね!
この三匹の動物、似ているところが沢山あるよ。どんなところが同じかな?(耳がある、足が四本、身体に毛が生えている、尻尾がある、赤ちゃんを産む…哺乳類、雑食、森に棲んでいる、日本にいる…共通点がいっぱい!!)
じゃあ、違うところは?(大きさ、イノシシは木には登らない、タヌキは尻尾が長い、イノシシの赤ちゃんは模様が違う・・・などなど)
こんなことも親子の宿題!で出せますね(^^
子どもたちが図鑑やネットで調べることを学べば、自分でも新しいことに気がつき始めるかもしれませんよ。
さて、なんだと思う?
これは?
足がないってことかな?でも泳げる?
3歳さんぐらいなら、数を少なめにして。(あ、でも、3歳だとこの動物たち、この質問内容は難しいです。アリはオッケーですが、もっと身近なものを選んでください!)
絵がある事で、考えやすくなりますね。
羊がどうしてセーターをくれるの?なんて質問すれば、答えてくれる子もいるかもしれません。
アザラシに似ている動物で、足がないのは分かるかなー。
年齢が高くなっている子達だったら、カードを多くして。でも、答えを言うだけなら簡単なので、どこにあるか、位置も言ってもらいましょうか。
羊なら「ペンギンの横、ライオンの下」
アザラシなら「シマウマとウシの間」
空間は、自分が動くこともですが、平面上でも意識して言葉としても使っていく必要があります。
当てた動物について、何か付け加えてもらうこともできます。
「ありは巣をつくる」
ほんとだねー、牛は巣をつくらないねー!じゃあ、牛がすんでいる場所はどこだろう?
・・なんて、いくらでも会話できますよ!
そう言えば、ネコってこんなところ歩いているね、他にも、へいの上を歩く動物っている?うさぎは?うさぎはどうしてへいを歩けない?どうやって動く?ちょっとやってみて。
くるみのかるたはただ「とった!」「たくさん集めた!」を楽しむことを目的に作ったものではありません。あそびながらたくさんの会話をしたり、気がついたり、考えたり、調べたくなったり・・
カルタの中には、他にもたくさんのあそび方が紹介してあります。
家にいないといけない時だからこそ、ぜひとも活用してみてください。大人も新しい視点をもらえるはずです♪
ご家庭にもぜひすすめてみてください!
もうすぐ、とっても素敵な「しょくぶつ」カルタができますよ~
お楽しみに(^^♪