いい季節ですね~・植物編
例年なら、ちょっと落ち着いてきたころかな…という6月。
今年はどうですか?
地方だったら、田んぼに水がはられて、稲の植え付けが始まっていますね。まだのところも、準備に入っているはず。
ここ、ぜひ子どもたちと見てほしい!日本の主食のお米がどんな風に育つのか、誰が作ってくれているのか、どんな作業があるのか…散歩がてらに見られますよね。
近くの畑ではどんな野菜が育っていますか?
野菜の成長には迫力がありますよね!ぐんぐん伸びて、実もどんどん大きくなっていく。子どもたちからしたら、ほぼ同じ大きさ。大人よりもずっとその迫力を感じるはず。
ついでに写真も撮っておきましょうか。植物だけじゃなくて、子どもたちの姿も入るようにして。年度の終わりに「季節」をとり上げる時に、植物と子どもたちの服装などについて話すことができますよ。
写真を見ながら「田んぼに水がはってあるね。」「苗がまだ小さいよ。」「みんなはどんな服を着ている?」「どんな季節だろうね?」
子どもたちは季節をいろいろな出来事や物や自分たちとつなげて理解していきます。
「もうすぐ夏だから、田植えが始まるね。梅雨になるから、雨が沢山降ってちょうどいいんだよ」
こんなちょっとした会話の積み重ねが、子どもたちの中にもいろいろな光景・風景と共に積み重ねられていきます。
もう少しクラスが落ち着いたら…なんて言っていたら、大切なタイミングを見逃してしまいます。少人数でもいいから、見に行けると良いですね。
花もとってもきれいな時期ですよ。畑や田んぼのない町中の園でも、ご近所にお花をきれいに育てているお宅ないですか?
地方だと、街中とは違った種類の花を見事に育てているお宅も沢山ありますよね。
今の、この大変な時だからこそ、子どもたちには自然界のすばらしさを伝えたいですね。身の回りにごくごく自然にあるものたちの美しさ、楽しさをキャッチできる人になれば、大変な時にも、色んな所からエネルギーをもらえるかもしれません。