行ったり来たり
ずっと、色んな人から、今どこ?と聞かれている?
今は、日本です。
まるで、コロナ禍の海外移動体験のために移動をしているのではないかと思うくらいだけれども、でも、本当に貴重な体験をしているなーと思います
20人ぐらいしか乗っていないジャンボで、こんなエネルギーの無駄使いをしていいのだろうか??という申し訳ない思いと、飛んでくれて本当にありがとうという複雑な思いとを感じながら、ワルシャワ経由で成田に到着しました。(なぜか、LOTワルシャワ航空が週二便、わりと安定して飛んでいます。)
日本は鎖国状態ですね(^^;
空港での検査は、年寄りのいる家に帰る身としては、陰性とその場で分かって本当にありがたかったけれど・・・・これはオリンピック無理だわ、と思いました。
ここまで外からのものに慎重になっている態勢で、多くの海外の人たちを受け入れるのは何よりも心理的に難しい気がします。
ヨーロッパは感染の拡大で各国バタバタしていますが、それでも人は移動できます。外国人がいても、外国に行った人がいても、普段から慣れているからというのはあったとしても、白い目で見られたり、非難されたりというのはききません。もちろん、ないわけではないでしょうが。
スポーツ系の競技は対応を考えながらできるかぎり開催されているし・・・。対応を考えながら前に進んでいく、必要であればストップする、というのが臨機応変になされているのかな…そして臨機応変にいろんなことが変わるということに、人の方も慣れているのではないのかな(もちろん、その度に怒ったりしていますが)と思います。臨機応変さ、今のような時代には大切です。
成田で一番驚いたのが、コロナの検査での書類チェックが4回もあったこと。同じ書類を、それぞれの窓口で四回も目を通す。それも、一人一人がけっこうちゃんと目を通している。いったいこれは何なんなんだろう・・・と。一人一人がしっかりと自分の責任でその部署の仕事を行う…ということができなのか?できないと思ってしまうのか?合理的でない。それに、海外からの感染を持ち込まないための場所で、多くの人たちが直接、直に関わっている…。国際窓口でこの感覚だと、厳しいな…と思ってしまいます。
もう一つ「?」だったのが、検査で陰性だけど、公共の乗り物は乗ってはいけない。でも、買い物はオッケー。こういうよく分からないところも、日本らしい。入国後に検査をするんだったら、せめて陰性の人たちには、自宅に戻るまでは公共の交通機関の利用を許可してあげてほしい。これが理由で帰国できない人たちが沢山いる。
もちろん、対応の丁寧さとか、ちゃんとお水が用意してもらえているとか、清潔感とか、そういうことは日本らしくてありがたかったですが。
保育とは全然関係ない、でも、実は根本のところではとっても関係のある、入国体験記でした。