立ち入り禁止
保育とは関係のない、Szの帰国報告です!念のため・・・
コロナ禍での国をまたいでの移動では、飛行機のキャンセル、時間変更、乗継便が変更になる…なんてことは当たり前になってきました。そのうえ、今回は、出発時に飛行機のメンテナンスで3時間遅れ、乗り換え後も滑走路まで進んだのにUターンして出発の場所に戻ってしまい、そこへどっといろんな車やら人がやってきて修理し…とにかく何とか飛行機は飛んでくれて、ブタペストに到着できました。
乗客の方もこのコロナ禍で過ごしているうちに「いろんなことが起こりうる」「予定通りにはいかない」ことに慣れたのか、日本でもポーランドでも、みんなただただ淡々と待っていました。この時期に移動する人たちは、こんなことは覚悟の上でしょうね。私も、何かあるだろうとは思っていたので、お菓子、菓子パン、コンビニのおむすび、本、その他どうでもいいようなものをかばんにいっぱいつめていたので、怖いものなし!という感じ?
で、今回のハンガリーへの入国は夏よりはずっときちんとチェックされて、まず、乗り換えの飛行機に乗る時点で目的やら証明書を確認され、ブタペストでも確認されて、滞在先と連絡先を伝えたら「今日から10日間自宅隔離になりますが大丈夫ですね?玄関にこれを貼るように」と渡されたのが、これ。すでに渡されたことのある人は多いので話には聞いていたのですが、すごくないですか(笑)
「この家には感染の可能性の人がいるので、立ち入りを禁止します」とあります。
子どもたちには「すげー!」とうけていました(^^;
そして、こんな仰々しいものを、縦に貼る夫・・・(玄関の窓枠に合わせたらしい)
日本でこんなものを貼るように言ったらすごい反発がありそうですし、貼ったりしたら村八分に合いそうじゃないですか?
でも、こっちでは「こういう物がちゃんとあったほうが、外部の人も気を付けることができる」とごく普通に理解されているようです。「感染者がいるかもしれない家族=怖い」というよりは「大変だね」という方が先に来るみたいですし…なんでしょう、この違い。
で、その日のうちに警察もやってきました。私は時差ボケで、その時は爆睡していて、庭でサイレンが鳴ったのに気が付かず。そう、警察はピンポーンとする代わりに、パトカーのサイレンを「ウ――」と一瞬鳴らしたらしいのです。
仰天した家族がテラスに出ると、庭にパトカーが止まっていて、家にいるかどうかを確認に来ましたーと言われたそうです。で、起こされてぼーっとしたまま玄関に立つと、若い男性と女性の警察官がパトカーから手を振って「元気ですかー」と聞いてきました(笑)すごくニコニコしていたので、きっと夫がどうでもいい無駄話をしたのでは…と想像しますが、この真っ赤な立ち入り禁止ステッカーやらパトカーに乗った警官という状況のわりには、夢の中で見た楽しい一コマのような記憶になっています。
で、正式に10日間の自宅隔離です。入国時の国境警備員からもすぐにメールでの正式な自宅待機要請状も来ました。
というわけで、この隔離期間におたよりを仕上げます!
毎日体操のDVDもつくっているので、それも最終の仕上げに入ります!
その他にもいろいろあるので、頑張ります!
ということで、心配してくださっている方たちのために個人的な帰国報告でした(^^;