色に気づく時
二歳児クラスのある日。あらら…よく見ると、みんな色を意識している。
意識しているというほど意識しているわけじゃないけど、でも、「同じ」に気が付いて集めている。
発達ってすごいですね。特に教えなくても、環境さえあれば子どもたちが自分たちで気が付いていく。大人が普段からたくさん言葉を添えていれば(今日は赤いシャツ着ようか、赤い車が通ったね・・・)いつの間にか「これは全部、赤」とつながっていく。
つなげていっていた子、ちょっと離れて「わっ」とうれしそう(^^♪
同じような形、そして、同じような色のものをつなげていったら、長くなっていた!という感じ?
黄色と緑のこんな形がほしい!と選んでいたというよりは、何となく似たような形を選んでいたのでは…と思います。で、こんな風に形ができたことに気が付くと、次は意識的に色と形を選ぶようになるかもしれませんね。そんな変化を見ていくと、面白いですよ。
構成あそびをあまりしてこなかった子が、こんな風に構成あそびを始めて、嬉しそうにしていると、見ている方も嬉しくなりますね~。
隣の1歳児クラスでは、積み上げたものをじーっと見ている子がいましたよ。何を見ているのかなー(^^
何かすごいものを作っていたり、見栄えのいいものを作っていなくても、こんな風にシンプルに色や形を楽しんでいるのはいいですね。これが基本ですよ~。