一緒に遊ばないからできること
動物園??と見ていたら、シフォン布を持った子が・・・
「雨が降ってきました!」
「雷もなっています!!」
どうやら、水色が雨で、黄色が雷の稲妻のようです。
その次には、グレーのシフォンを持ってきて曇りに。次には赤を持ってきて、無事に晴れました。
あそんでいる子達は、雨が降ろうとも、雷がなろうとも、気にならないようで遊び続けていました(笑)
先生はそばで「へー」と感心しながら「その青は雨なの?黄色は?」と聞いてあげていました。
声をかけてもらって、それに答えるだけでも、子どもの頭の中で何かが動き始めます。
こんなあそびができてしまうと、残しておきたくなりますよね。
このクラスでは、課業の時には残しておきましたが、毎日体操を部屋でやっているのでその時には片づけていました。
(片づけるから、新しい遊びが生まれて、どんどん上手になっていくのだと思います)
で、その後のお昼までのあそび、どうなったかなーと見に行ったら・・・
釣り堀ができていました(^^
釣り堀の子は「つりぼり○○」と名札をつけていましたよ。大人がササっとこういうところで対応しているのでしょうね。
子どものあそびを見ながら、ちょっとしたことを援助していくの、とっても大切です!!
これが、あそびが変わっていくか、マンネリ化していくかの別れ道となるところですね。
「お父さん、釣り堀行こう」と言って、お客さんも来ていましたよ。(^^
「典型的な役割あそび」をイメージしてあそびに行き詰まってしまうクラスも多いと思います。でも、子ども達の世界はもっともっと面白いはず。大人が、そんな面白い世界(ちょっとした物の配置や言葉)をキャッチできるといいですねー。
一緒には遊んでいないけど、ちゃんとその場にいて皆のあそびを見ているからできる援助、このコツをつかめるといいですね!