今年もよろしくお願いします。

「明けましておめでとうございます!」


ウサギ「どんな気分?」

ネコ「ありがとう、一度やってみたかったんだ!」

ウサギ「何ならこのまま一年間、主役はどう?」

ネコ「いや、遠慮しておくよ。自由に釣りとか行けなさそうだし^^」

トラ「君は声が小さいからね、みんなのこと集めておいたよ」

ウサギ「ありがとう、みんな、今年一年よろしくね」(あのままネコさんにお願いしておけばよかったな‥‥ネコさん、貫禄あったし・・・でも、せっかくだからね、がんばろう!)

・・・・・

そういえば、去年は空で新年を迎え、お正月はホテル隔離でお弁当を食べていたのでした。

今年は穏やかな年末です。(これを書いている時点では、まだハンガリーは31日)

天気がいいので、伸び放題で手を付けられなくなりかけているバラの剪定をしました。

小さな花をたくさんつけるタイプのバラは、花がたくさんついてきれいだけれど、あっという間に枝がすごいことになります。

細かく伸びてしまった枝、古くなってしまった枝を整理して、整理して…と剪定していくと、思いがけない場所から新しい枝がスーッと伸びているのを発見することがあります。

今までもあちこちから見ていたのに、「どうして見つからなかったんだろう・・・??」と不思議になります。

こんな枝をいい方向に倒してあげると、たくさんの花が咲きます。でも、放置しておくと、花をたくさんつけて新しい枝を増やしてくれる太い枝にはなりません。

細かな枝葉でおおわれて日が当たらなくなり、古くなった枝やらすでに枯れている枝で身動きが取れなくなっている株全体を少しずつ整理していくと、段々とすっきりとしてきます。

すっきりし始めると、株全体の本来の形が見えてきます。

こんな作業をしていると、園での仕事に似ているなーと思います。

保育園やこども園、幼稚園にも、まだまだ隠れている、実は力のある人がたくさんいると思うのです。

「あの人は難しいかな・・・」と思っていたのに、少しずつ成長して、いつの間にか、なくてはならない存在になっている人たちもたくさんいます。

それは、クラスで働いている大人だけでなく、園で働くすべての大人に関して言えることです。

園の保育を整理していくうちに、本来したかった保育がすっきりと見えてくることもよくあります。

保育園の役割は、子ども達が持っている力を最大限発揮しながら成長していけるようにすることです。

くるみの木は、そんな園や働く大人達の本来持っている力を見つけ、引き出し、成長していけるように伴走する存在でありたいと思っています。

一年間、素敵な保育を見せて下さった園の皆さんに心から感謝します。皆さんの保育を見せていただけるのは本当に幸せな時間です(例え、あ~~~~と頭を抱えることの方が多かったとしても!笑)

まだお会いしたことのない皆さん、いつかどこかでお会いできるといいですね。

2023年が、皆さんと、ご家族の皆さんにとってより良い一年でありますように。

保育のおはなし

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