公園?園庭!!
えーっと、ここは…
何と園庭です!
とにかく園庭は広い!!
街中の保育園でも園庭はびっくりするぐらい広いです。
そして、
コンクリートや硬い土ではなくて芝生で、そして、木が植わっているのは、決して「きれいだから」という理由だけではないですよ。
芝生があることで子どもの足を守ることができ、そして、砂埃などを吸い込まないで動くことができます。木があることで、木陰ができるので、夏も涼しく過ごしやすくなります。
それを考えると、日本の園庭には子どもを守る視点が感じられないですねー。
もちろん、日本で芝生なんて言ったら手入れが大変ですけどね、でも、何か工夫は可能できないのかな・・・と。
運動遊具もたくさん置いてあります。
運動はすべての基本ですからね!
ブランコの下は足を引きずってしまったり、落ちてしまってもいたくない小石。
それに、なんと、囲いがない!でも、こうしてあれば、この中は危険というサインになりますね。
そして、もう一つ、とっても大切なポイント。
ブランコに難易度がちゃんとありました!
①落ちてしまわないようにお腹の所をおさえるタイプ。
②普通の座るところだけのブランコ。
③大きな子達な一緒に座れる大きなタイプ(一番奥にある物)
自分に合ったものが選べる、子どもに合ったものをすすめられるって大切ですよね・・・
こういうところからも、常に子どもの発達を視野に入れているのがよく分かります。
門を入ったところにあったこの模様も、子ども達の運動を促すための物。
朝、登園した子ども達がこの線の上を歩いたり、ぴょんぴょんしたりしたら、急いでいる親はため息をつくかもしれませんが(^^;)、でも、こういうものが大切なんですよ―と園からのメッセージにもなりますね。
それに、センスがいい!!
センスを伝えていくのも保育園のとっても大切な課題。保育士さんが毀滅やキャラクターの靴下を履いて子どもに見せている場合じゃないです。
ちょっと立てかけてある箒と熊手。掃除道具・・・・だけど、運動遊具(^^
子ども達がせっせと園庭を掃除しながら遊んでいましたよ。
ただ、「自由にたくさん動ける!!」だけでなく、発達と安全の視点も忘れていない園庭づくり。
とてもお金がかかるところだけど、がんばりたいですねー。