秋、みーつけた!!
これ、なんだか分かりますか~?
マロニエ(西洋とちの木)の実ですヨ!
はじめて見た人、触ってみたくないですか?
ピカピカしているってことは、つるつるなのかな?
どんな手触りなんだろう?
重いのかな、それとも、意外と軽いのかな?
おしりの所はザラザラしているのかな?
匂いはするのかな?
硬そうだけど、やっぱり硬いのかな???
色々と「触って」確認したいですよね?
子ども達だってそうですよ、まずは触りたい!!
見て、触って確認します。そして、見て、触っての経験が「マロニエ」という名称とつながります。
触っている時に、感じていること、感じてほしいことを大人も言葉にしましょうね。
さて、このマロニエの実、どんな殻に入っていると思いますか?
なんと、こんなとげとげの中に入っています!このとげが、けっこう痛い(^^;
今日、新鮮な殻を拾ったらとげが痛くてびっくりしました。
ハンガリーでは、マロニエはいたるところに街路樹として植えられているので(それも100年近くたっているものはざらで、大木となっている)、秋にはあちこちにマロニエの実が落ちています。
だから、マロニエの実が落ちていると「秋だ!!」と急に気持ちが秋になります(^^
春には花を盛大に咲かせて、秋になると葉っぱを落としながら実も落として、季節を伝えてくれるマロニエ。
日本だったらどんな秋の植物がありますか?(たくさんありますよ!!!)
子どもたちに伝えていますか?
…その前に、大人が名前を知っている?
春にはどんな姿だったか、覚えていますか?(大人が!)
夏は?
どんな虫や鳥が来ていましたか?
そして秋。
葉っぱが落ちて、冬がやってきます。
子ども達は季節や時間の経過を自分の経験と合わせて理解します。
3歳に見ていた秋と、4歳になってから見る秋は絶対に違うはず。
だって子どもは1年分、発達していますから!
5歳だったら、もっともっと違った目で見て、新しいことに気が付くはず!
でも、それも大人次第です。
まずは大人が秋を見つけましょうね(^^♪