オンラインセミナー 第4分科会 質問への回答

オンラインセミナーの第4分科会への回答です。参加されていない方にとっても参考になるのでは…とのことで、掲載させていただきます。

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  • 質問・要望

・課業の動画をさまざまなテーマで見たい。

・今回に引き続き季節にあった課業を受講したい。

・縦割り保育をしているので、3・4・5歳児クラスの課業を見たい。

・課業の経験が少ないため、もっとさまざまな実践の取り入れ方、終結の仕方なども知りたい。

・導入の仕方や終わり方なども難しいので知りたい。

・課業の計画の立て方

②課業とセットで収集コーナーに置いてあるものやテーマに合わせて遊びの環境に置いた道具なども。

③3歳児、課業をやっているとすぐにしゃべり始める子がいる。「手を挙げてね」と伝えても大きな声で発言するため、その子の話しを聞かざるを得ない状況になることがある。

どのように課業のルールを定着させていくと良いか。繰り返し根気よく伝える他に伝え方の工夫やアイディアを知りたい。

<講師の考え>

 今回は課業実践をしたい人を対象に実践している園にお願いしてDVDを見せていただき、課業実践をする上で共通している初歩的な課題を取り上げました。

①②は環境認識に必要な取り組みなので、今後のセミナーの課題としていきます。

③については、環境認識の課業の時だけでなく、他の課業の時でも同じではないかと思います。

ルールを説明したり注意をしたりしていますが、ルールを守れるかどうかは、課業の時だけ説明したり注意しても難しいのではないでしょうか。

ー 子どもは他の生活のルールなどは理解し、守れているのでしょうか。

ー 自由遊びの中で自分がやりたい遊びをやれているのでしょうか

ー 友達はその子の話しを聞いたり受け入れたりしてくれているのでしょうか。

ー 保育者はその子の話しを聞いてあげているでしょうか。

ー 保育者は課業の時には子ども達に静かにしてルールを守ってもらいたいので、子どもは大きな声を出して話し続けていると保育者が折れてくれることを分かっていて、ルールは分かっていても止めないという事はないのでしょうか。

実際の場面は分りませんが、このような事を感じましたので、心辺りがあれば試してみてはどうでしょうか。

また、自由遊びの時など意識的に収集コーナーや机上遊びなどに誘って、一緒に観察したり、遊んだり、質問をしたり、話しを聞いあげてみてはどうでしょう。その時に落ち着くようだったら、「今度また一緒に見ようね、課業の時には手を挙げてね」などと言ってみてはどうでしょうか。