感触遊び・・・目的は?

この数年、急にはやりだした感触遊び。

夏になると、感触あそびが盛んになりますね。

寒天、片栗粉、パン粉、濡らした新聞紙、保冷剤・・・ネットでいくらでも出てきます。

「食べ物は大切に!全部食べるよ!」と言いながらも、どーしてこういう使い方ができるんだろう‥‥と何だかわからなくなってしまうのと、この活動の目的を先生たちは本当に考えているのかなーと。

感触は指先だけで行うわけはないです。

皮膚感覚という意味であれば、全身にあります。

それに、もし、「感覚に働きかける」ことが目的だとすると、感覚器官は触覚だけではないです。

もし、子どもの感覚器官全般に働きかける一つの方法としての感覚あそびが、目的を明確にして、発達を視野に入れ、色々な方法で‥‥というのであれば、たまに行うのは良いかもしれません。

発達に課題のある子ども達は、この手の活動がとっても好きか、苦手かです。

その辺りもちゃんと意識的に、子どもへの働きかけとして、段階を踏んでとりいれられているのなら、「働きかけの一つとして」意味はあるかもしれません。

でも、暑い夏にすることがないから感触遊び!として、食べ物をぐちゃぐちゃいじっているのは・・・・どーなんでしょう・・・

安易にネットで紹介されているものを「楽しそう!」とと入れる前に、考える習慣もつけましょうね。

他園で行っていること、ネットで紹介されていることが必ずしも良いとは限りません。

今年はまだ園での感触遊びを見ていないので、見る前に書いておこう!と思ったのでした(^^;

(目撃してしまうと、書きにくくなるので・・・)