賑やかなご一行

りす:賑やかなご一行がやってきた!目が覚めちゃったね

おきあがりこぼし夫婦:

あら、私たちの親戚かしら?何だか懐かしい感じがするわ。

ずいぶんおめでたい馬に乗ってるわねー

でも、濡れると溶けちゃうから、気を付けないと!

うさぎ:今度の馬の親子は、ぼく達と似てるよ

    こんな雪の中、どこに行くんだろう?

きつね:僕たちは濡れても大丈夫だよね、色が変わっちゃうけど

りす:あれー、また馬だ!どうして馬ばかり来るのかな?

馬:ぼく達はあいさつに来たんだよ。

  風がふいてなくて良かった、ぼくは雨には強いけど、風にはとばされちゃうからね。

りす:あいさつだって、誰に?

うさぎ:あれ、ここに誰かいるよ!でも、あまりよく見えない!!

わー、君、きれいだね!!

いろんな色に変身できるね!

ウマ:うん、ぼくはいろんな色になれるんだ。雨にも強いよ。でも、高いところから落ちたら折れちゃうんだよね。石を蹴っ飛ばすのも怖いし。だから、ゆっくり歩いているんだ。

おきあがりこぼし夫婦:

まー、きれいだこと!あなた、お上品にゆっくり歩くのねー

うま:私はちょっと体が重くてね、ゆっくりしか歩けないのよ。

   気を付けないと雪に沈んでしまうし。

りす:ところで、君たちは誰にあいさつに来たの?

馬たち:ヘビさんだよ、一年間ご苦労様でしたって。

   そして、君たちにも。一年間、よろしくお願いします、って。

きつね:ヘビさんは、もう寝ちゃって起きないよ。春になったら伝えておくね。

おきあがりこぼし夫婦:

   そうか、あなたたちが今年の主役なのね!

   みんな個性豊かで、一年間、楽しくなりそう!

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家の中の馬を探したら、お土産でいただいていたものが、思った以上にたくさんありまいた。

他にも、プラスチックのフィギアやぬいぐるみの馬もあったのですが、ここでは、ちょっと厳選してみました。

民藝品には、身近な動物や植物をテーマにしたものがたくさんあります。

馬は昔の人たちにとって身近な、職業によっては欠かせない動物でした。

北から南まで、きっと馬をテーマにした民藝品がいろいろとあると思います。

保育園やクラスで集めてみると、色々な素材でできていることが分かることでしょう。

今年は、自分達の住んでいる地域の民藝品についても是非、子ども達に伝えてください。

2026年も皆さんと新しいことをたくさん学べる一年にしたいと思います。

どこかでお会いできると良いですね(^^♪

今年もどうぞよろしくお願いいたします。    くるみの木 スタッフ一同