保育園での虐待
新聞に載っていたけれど、保育園で働いている人たちの多くは、たぶん、この現実を知っている。
泣いていると怒られる。(さみしくても、悲しくても、悔しくても。事情は関係ない)
お漏らしをすると嫌味を言われる。(おむつをとるタイミングの悪さも関係ない)
食べれないものがあっても口に突っ込まれる。(これをしていない園の方が珍しいのでは)
疲れてふらふらしていても行事の練習をさせられる。(行事の内容や練習のタイミング・量などは無視されている)
できないことがあるとみんなの前で辱められる・・・・
こんな事は、普通の保育園を見て回っているだけでもいくらでもある。見られてもするのだから、「当たり前」の感覚で行っているのだと思う。
私からしたら、お昼寝がないだけでも十分虐待。疲れて、頭も体も休みを求めているのに、それを満たせてもらえない・・・。
泣いている子どもの顔の写真をとる。「かわいい~」ということなのだろうか。そんな瞬間を見ると、感覚のあまりの違いに、その人達の問題ではなくて、そういう感覚が育ってしまう社会をどうしていいか分からなくなる。泣いているところにカメラを向けられて笑われる・・・そんなこどもとおとなをみているまわりのこどもたち・・・どんな大人がが育つのだろう。泣いている人に平気でカメラを向ける人になる気がする。
そうではない人たちももちろんたくさんいて、頑張っている保育士さん達が沢山いることもよく分かっているけれど、子どもを取り巻く環境に虐待がないです、これはごく一部の話ですとは決して言えないのが、本当に悲しい現状。
どうしましょうね…できることをコツコツと、ですかね。がんばりましょうね…
“保育園での虐待” に対して2件のコメントがあります。
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若手の保育士が先輩の保育を見て真似をする、大人の援助を受けた子どもが大人になったときに同じように子どもに接していく、悲しい循環が今まさに起きていますね。そんなのおかしいよ!と思う大人が個々に頑張るしかないのが現状でしょうか。
個々に頑張ろうと思うとつらいし苦しくなるので、一緒に頑張りましょうね!