“きれい”じゃなくて、”美しい”
保育園の新学期に合わせたかのように、桜が満開ですねー。学校の新学期には散ってしまいそうですが・・。
何度か登場している園の玄関のおじいさんとおばあさん、今回は何していたと思いますか?
なんと、ストレッチしていましたよ!ちゃんと、ストレッチシートを敷いて。
数日前に腰を痛めてしまった私は見ただけで腰が痛くなり、あー―無理しないでね・・・と思わず言ってしまいましたが(^^;
おじいさんたち、見るたびに動きが変わっているそうです。どうやら、子どもたちが何かしら工夫してくれるらしく、朝はそばに飾ってあった小石を抱いて体操していました!
この保育園には、バレー歴10年以上という1年目の保育士さんがいる。せっかくだから、子どもたちにストレッチ教えてあげたら?という園長の提案で毎日ちょっとしたストレッチを始めたらしいのだが、彼女の動きがとにかく「美しい」!!
あー、美しい動きというのはこういうことか・・・とほれぼれする、ゆったりとした、体の隅々までがきれいに伸ばされた動きは、まるで魔法のように子どもたちをひきつけていた。
そういえば、彼女は日常の動きもきれいだ。手早く動いていてもドタバタしていずに、立ち振る舞いが美しいというのはこういうことかと思う。静かなのに、それでいて子どもたちがついてくる。そして、1年目!!
大きな声を出して子どもをひきつけるべし!それが保育士の技術!!と思われがちな日本の保育園で、こんな雰囲気の幼児保育士を見つけると、思いがけない場所に春一番のスノードロップを見つけたかのようなうれしい気持ちになる。
一緒に組んでいる保育士さんは、また違ったとても素敵な個性を醸し出しているし、イヤー、期待度100%のクラスだなーと次年度が楽しみなのです(^^
そして、そんな保育士たちの特性や個性をひきだそうとしている園長先生。みんな何か良いところがある!がモットー。
本当ですねー♪