色んなサイン

保育園を見ている中で、色んなサインがあります。

一見落ち着かなく見えたり、かなり迷走中だったりしても、小さなサインがあちこちにあれば「きっとよくなる!」となります。

小さなサインはいろいろです。

真こども園(名古屋)

まだまだ環境では苦労していても、この部分、とっても素敵ですね♪

きっと、こんな雰囲気の空間を作りたいな…というのがあっても、なかなか全体として難しいんだろうなー、でも、これがだんだんと広がっていくだろうな、と思わせてくれる部分です。

ちょっとした棚や壁につけられたボード!そう、台所って、意外にこういうボードないですか?ちょっとメモを貼ったり。写真を貼ったり…実は我が家のキッチンにはあるので、なるほどー!と思ったのでした。

食器や食材以外の、こんなちょっとしたことからの方があそびのアイデアが広がることが多いと思います。

あそびを広げたい!と思っても、大人が広げようとするアイデアって意外に偏っていたり、ワンパターンだったりします。もっと自然に、もっと普通に考えると良いかもしれません。

真こども園(名古屋)

同じく、環境づくりで苦戦していて「落ち着かないんです!!」と悩んでいる3歳。

でも、本当にそうかな・・・?

この瞬間がたまたまかもしれないけれど(でも、きっとそんなことはないはず)、これを作り上げた時間を考えたら15分ぐらいは経っていますよね?3人でそれぞれつなぎ合わせながら違う遊びをしていたのが、いつの間にか一緒に遊んでいた…というパターン。これ、とってもいい感じです♪

技術的にも、仲間関係的にも、そして、イメージ的にも。

そして、後ろ、見てみて下さい。たまたま写っていたのですが、お店らしいことをしている子と、台所に座っている子と。

何もしないでうろうろしている子も、他の子の邪魔をしてしまう子もいるけど、でも、遊び始めている子もいますね。この子たちがあそびやすいように上手に環境を作れば(この構成あそびも、構成コーナーでしてほしい)、ちょっとずつ必要なものを増やしたり、言葉をかけたりしていけば、遊んでいる子たちと遊べない子たちがはっきりするので、関わりやすくなるはず。

保育を変えたばかりでドタバタしているように思えても、子どもたちは変わってきていますよ~。

そんなちょっとしたサインをキャッチしていってあげてくださいね。

できない子の援助も大切だけど、遊ぼうとしている子たちの援助もとっても大切。

そして、職員を援助する人たちは、職員の困り感や頑張りを、ごく小さなサインだったとしてもキャッチしてきましょうね~~。

梅雨の時期は、室内あそびがしっかりできる時期!

覚悟を決めて、環境づくりと遊びを見る練習、していきましょう!!

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