プール、頑張りすぎないで!
夏と言えば、プール。
暑いから気持ちいい・・・・??ほんと??
冷たいはずの水は、あっという間にお湯みたいになってしまって、結局は入れませんでした…ということも多くなっていませんか?
気温が上がって暑すぎて結局は入れなかったり。
プールがある時の保育士さんたちの疲れ方って半端じゃないですよね。プールの準備に片づけ、そして、子どもたちの着替え、もろもろ。
今は、なかなか子どもを安全に見ることが難しい保育士さん達も増えています。日常的にも一人で任せるのが難しいのに、水遊びの中でとなると、他の保育士さんたちの負担も相当なものになります。
ただ、水であそぶ経験は大切ですし(水で命を落とさないためにも、水の中での過ごし方を経験しておく)、水の中で動くことで働きかけられる運動発達の分野もあるので、行水状態でみんながプールに立っているような状態にならないように、子どもたちがちゃんと水遊びができて、大人も安全に見られるような人数で行うなど、回数なども考えていきましょうね。
必ずしも、クラスの全員が一度に入る必要もないので、毎回少人数で入る事にして、一週間かけて幼児の全員が入れるようにする…などもあり得ますよね。雨が降ったり、たまたま入れなかった・…ということになっても、それはそれで仕方がないです。
次の週には必ず入れるように融通をきかせたり、保護者にもあらかじめきちんと伝えたり、対策はとれるはず。
もう一つ気になるのは、水の無駄使い。
地球規模で使える水は年々減ってきています。これもネットでちょっと調べるだけで出てきます。
「限りある資源としての水」の視点を忘れずに、保育園での夏の水との付き合い方を考えてほしいなーと思うのです。