Q&A「積み木が買えないのですが・・・」

Q. 構造・構成遊びといえば積み木遊びが代表的だと思うのですが、なかなか高価なものなので、株式会社の保育園だと1万円超えるものをすぐには購入することができません。一人分の積み木の数しか買えないので、遊びが発展してきても継続できないというデメリットがあります。何か工夫できることはありますか?

A. 株式か株式でないかにかかわらず、よほど園長や法人が理解ないとそう簡単におもちゃは買ってもらえないです。残念なことに。

「積み木がほしいです」「分かりました、今月中に買いますね」と上手くいく園なんてほぼないです。

ただ、やっぱりここでも、何でしょうね、ポジティブさを感じられないのは私の読解力の問題でしょうか(^^;

なかなか高価な物…確かにですが、でも、高価ではないものもネットで検索するといろいろ出てきますよ。リサイクルショップなどもなかなかいいものがあったりします。どこかのお宅に眠っている積み木なんてものも意外とあったりします。

一人分の積み木・・・・これって、どれぐらいの量のことなんでしょう??乳児の一人分の積み木って??何歳何か月、どれぐらいあそべる子どもの一人分を想定しているのでしょうね??

一人分だろうが何だろうが、もしそれでも購入できるのであれば、それを積み重ねていけば何人か分にはなりますね。積み木は少しでも、他の、購入しやすいものをそろえていけば、組み合わせて遊ぶこともできます。それに、組み合わせて遊んでほしいです。

一人分だと、発展してきても継続できないというデメリットがある・・・とりあえず、購入できるもの、揃えるものをこつこつと集めてきて、子ども達がすごくよく遊ぶようになってきて、その上での「こんなに遊ぶようになったのに足りない!!」ということなのか、「きっと発展したとしても継続できないだろうな」と予想をして書かれているのか・・・??

いったいどれだけの工夫と努力をしてのこの質問なのかな…と聞いてみたいところです。

何か工夫できることはありますか・・・・冊子やおたよりを読み直し、ブログの写真の細かなところまで見てみたら、何かしらアイデアは隠れていると思います。

大変な環境でも保育を頑張っている人たちは、なんとか工夫できないかを常に考えていると思います。生活しながらも常に「保育の場に持っていけるものはないかな…」とアンテナを張っていると思います。

たとえ、おもちゃが豊富にある園で働いていたとしても、そこで子ども達がよく遊べるように環境を考えていくには、やはり工夫が必要です。

もちろん、遊具を購入しない運営側にも「保育園を経営しているんだんだから、子どもの成長に不可欠なおもちゃぐらい買うの当然でしょ!!スイミングスクールを運営して水浴び程度の水しか入れていないのと同じ!!」と文句を言いたいところです。

でも、そういう園(会社)で働くことを選んでいるのであれば、会社と交渉するなり、自分たちの知恵を出し合って工夫するしかないですね。だって、きっと積み木の問題だけではないはずで、すべてにおいて「教えてください」とは言ってられないですものね。

「積み木は高価なのでたくさんは買えないのですが、少しずつ買い足していっています。その他にも、ディプロの動物や人形、職員の家にあったトミカの車、素麵の入っていた箱、しっかりしたお菓子の箱、DIYで残った板にやすりをかけたもの、きれいな石、段ボールにキレイな布を貼ったもの・・・・などなど、いろいろと集めて構成のコーナーに置いてみています。他に何かアイデアがあったら教えてほしいです」というような、「あ、ない中でも頑張っているんだな」と感じられる内容だったらよかったなーなんて思いました。

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