砂糖がない!!
注:保育とは関係のない話です!!
ハンガリーの東側に住んでいる三男の友達が「うちの方は、砂糖が手に入らなくなってきている」と言ったという。
えっ!!それってまずいんじゃない??…とスーパーに買いに走ったら・・・
一件目・・・・・ない。
二件目・・・・ない!
三軒目・・・ない!!
東側どころか、うちのある西側でもすでに手に入らなくなっていた。
私「明日になったら入荷する?」
お店のおばちゃん「入るはずだけど、量が少ないし、すぐに売れ切れてしまうのよね・・・」
これは焦る。
そういえば、車を止めるには面倒な、あまり目立たないスーパーがある。そこならあるかも!
四件目にしてあった!!けど「一人2キロまで」の張り紙が。
砂糖や小麦粉は値上がりしないように政府が規制をかけているので、値段自体は高くなっていない。
でも、売ってなければ元も子もない。
夫には「明日は一緒に砂糖を探します!!」と宣言しておいた。
毎日入荷はあるようだから、どこかで出会うだろう…と期待して。
夫はパーリンカという蒸留酒を作るので、果物を発酵させるのに砂糖がいる。
来週、パーリンカ用にブドウの搾りかす(ワインを作るために絞って残ったもの)を100キロ近くもらうらしいので、砂糖がないと困るはず(とは言っても、2キロぐらいあればいいらしい)。
ちなみに、100キロを発酵・蒸留させても、できるのは48度ぐらいの蒸留酒が6~8リットルです。
冬は焼き菓子を作る頻度が高くなる。クリスマスもある。お日様の出ない暗いどよんとした毎日でも、家の中に甘い香りが漂っていると、それだけで幸せな気持ちになる。
小麦粉もいつどうなるか分からないから、とりあえず買いためている。小麦粉はお米以上に貴重な食糧。サラダオイルも余分に買っておいた。
いつもは落ちるままに放置している庭のアーモンドも、今年は拾う。
水不足であまり実が太っていないけど、とっても高くなるはずの胡桃を買うよりはまし。ナッツ類がないと焼き菓子を作るのに困る(焼き菓子は、嗜好品というよりは主食的なイメージ)。
薪は、早めに、多めに買っておいて正解だった。戦争の影響でガス代が高騰するのは分かっているので、薪もすでに手に入りにくくなっている。
いやはや、「生きる力」とは食料や暖を確保し、家族の命を守るための手段を手に入れるための力です!!と力強く思うのでした。