まさかの新聞紙
おむつ交換の場面は、いろいろと衝撃的なことがあります。
中でも毎回、見るたびにびっくりさせられるのが、おむつ交換の時に子どものおしりの下に新聞紙やチラシを敷くという方法。
これは何カ所かで見たことがあるので、比較的よくあるのだろうなーと思っています。
やめましょうね!!!!!
子どものお尻の下にチラシを敷くなんて、あまりにも悲しい光景です。
手づかみ食べをしている園が、ご飯机の下にブルーシートや新聞紙を敷くのと考え方としては変わらないのでしょうが、子どもが身体で実感することを考えると、私の感覚では悲しさ倍増です。
病院で体を動かせなくて、排泄の世話をしてもらったことありませんか?そんな時に、それ用のビニールや布ではなくて新聞紙を敷かれたらショックだと思いますよ。なんでしょうね、自分の人間としての尊厳が傷つくと思います。
方法としては、お尻の下に敷くタオルを持ってきてもらっている園もありますが、これを一日中使うことを考えるとあまり衛生的ではないです。子どものズボンを敷いてその上に座る園もありますが、これはもっと衛生的ではないし、私達だってトイレの後に服の上には座らないですよね・・・なんでかと言ったら、やっぱり、衛生的ではないから。
一番シンプルなのは、単純に毎回、きれいにふけるものですね。
写真は枚田みのりこども園の乳児クラストイレ。ここの園は、各クラスが0歳から2歳まで使えるようになっていて、トイレも各クラス同じ作りになっています。0歳から2歳まで使えるということは、一年ごとに部屋を替わらないでいいということですね!
この作りだと、トイレに座れる子を見ながらも着脱している子や手洗いをしている子を見ることができますね。
むつ交換台もありますがで、ここは2歳児クラスがおむつ交換や着脱をするための用意がされていました。
お風呂の椅子だと、毎回消毒することができます。サイズもいくつかあるので、高さや大きさもクラスに合わせて変えることができます。
椅子の上に着替えとおむつが用意されているのを見ても分かるように、この時期(7月)に子どもに服をロッカーからとってこさせたり、袋にしまうことは求めてないです。そこはさっさと大人がすませます。
たくさんあそんでいろんなことが上手にできるようになれば、年明けから少しずつ練習するので十分間に合いますよ。
ご飯の時にコップだけでも持ってくる、食器を少しずつ片づけ始める…と言うのは比較的簡単なのですが、衣類を袋に入れるのはなかなか複雑な行為です。ですから、コップを袋に入れてカバンにしまう…なんていうのも、今の時期にしなくてもいいと思いますよ。それよりも、入室ー着脱―手洗いをスムーズにできるようにしましょう。
何しろ暑いですしね!!余計なところで時間をとっている場合じゃないです。