1歳児クラスの中の0歳児

めばえの庭保育園(兵庫県朝来市)0-1歳児クラス

0歳児の入園が遅くて(少なくて)、一クラスを維持するのが難しい園、出てきていますよね。

その場合は0,1歳児クラスになることもあると思います。

まだかなりの低月齢(でも、寝返りはし始めそう)の0歳児の場合は、室内の一部を仕切って(それだけの広さがあれば)、もしくは、サークルなどで遊べる空間、ベットから降ろせる空間を作ります。

ずりばいを始めそうになってくると広い空間が必要になります。入室した子が少ない時間帯や、クラスの状態に合わせて広い空間で過ごせるようにしましょう。子どもが多くなる時間帯や、大人の手が少なくなる時間は、仕切られた空間やサークルの中で過ごしてもらった方が安全です。

寝ている時間が長い子どもや午前睡をする0歳児にはベットを用意しましょうね。(午睡時になかなか寝付けない子も、ベットがあると大人が寝かしつけで焦る必要がありません。子どもはベットの中であそびながら、自然と寝付きます。)

その時のベットの位置は、この写真のイメージで。(午睡時になかなか寝付けない子どものベットは、違う場所でも大丈夫です)

起きていてもベットに入っている時間が長い赤ちゃんにも、そばにいる誰かが声をかけてあげられるようにします。

お昼ご飯の後にすぐには寝ない場合も、ベットがあれば、中で遊んですごせます。

1歳と0歳が一緒になっている場合、日課がずれるので(たいがい0歳児が早めに離乳食とミルクをとる)、一歳がお昼ご飯を食べている間に0歳が部屋の中で遊んでいたり、0歳の担当が1歳のあそびと午睡を見ていることになると思います。

必ずしもプラスの大人がいない園も多いはずなので、安全に、そして、それぞれの活動を保障できる空間づくりを工夫しましょうね。

ちなみに、このサークルの中はこんな風になっていましたよ。

その時々で変えているのでしょうね。ハイハイからつかまり立ちをしそうな子ですが、サークル外で良く動いて遊んでいたので、ほとんど使わずに過ごせそうでした。

この環境での注意点は、この狭い空間に大人と子どもがくっついて一日過ごすことにならないように!!

子どもも大人もお互いとの距離の取り方が分からなくなりますし、広い空間に移行した時に不安になってしまいます。

子どもの発達はどんどん変わります。

その時々の子どもの達の発達に敏感に、こまめに対応しましょうね。