ぴったり!!

今の時期、まさにこの感じ‼!と嬉しくなった乳児園庭。

エンゼル認定こども園(兵庫県三木市)

まだまだ年の初めなので、2歳児クラスや1歳児クラスでも、動きの不安定な子ども達が多いはずです。

気持ち的にも不安定で大人から離れられない子達もいます。

(大人はとっさ・自由に動きにくいです)

逆に、部屋の中が落ち着かないので外に出たとたんにやたらと動き回る子もいるかもしれません。

特に担任が変わった場合は、大人も子ども達の様子が分かりません。

今の時期は、これぐらいの難易度(高さや幅)のものがピッタリです!

タイヤの間の板は高月齢の1歳児や2歳児さん向けですが、それ以外はごく低く、でも、足をあげてまたいだり、不安定な上を歩いたりするので十分楽しいはず。

運動の場面があまり長すぎないのも良いですね(^^

奥にあるまたいで歩くものが二列なのも、意識してかなー?だとしたらすごい。

今の時期だったら、二つまたぐのでもやっとな子が多そうなので(もっと多いと足がこんがらがりそう^^;)、ちょうど良いかも。

緑の低いお山が二つなのも、「ちょうどいいなー」という感じがして、なんだか感動です。

遊具は様子を見てだんだんと数を増やしたり、入れ替えたりしていけばいいですね!

高すぎる遊具だと、怖いと感じる子はいかなくなります。

もしくは、怖さを感じない子や高さや幅の認識の弱い子は、怖がらずに登って飛び降りたり、勢いで渡ったりします。

でも、これが良いとは限りません。

危険を感じずに動いているので怪我に繋がります。

これぐらいの高さの遊具でも、小さな子どもにとっては十分難しいですし、でも怖くないので何度でも繰り返すことができます。

ビールケースは飛び降りるところかな?

もしそうだとしたら、着地点にマットが置いてあるのはとってもいいですよ。

硬いところへの飛び降りは、子どもの体の負担となります。脳にも良くないですし、まだまだ柔らかい足の関節の負担にもなります。

だから、飛び降りるのは低い場所から。もしくは、こんな風にマットやクッションを置いて体への負担をやわらげましょう。

(年長さんも同じくですよ!!)

玉入れのネットは園芸用品と洗濯ネットを組み合わせての手作りだそうです(^^

奥の方には乗り物に乗れる場所もあるし、きっと楽しく過ごせるでしょうね~♪

それにしても子ども達ってすごいですよね、だって、大人が説明しなくてもどうやって遊んだらいいのか分かるんですよ!

だから、見たことのないものや場面に出会っても、使い方を理解したり、状況を把握したりして生活できるんでしょうねー。

(まだ何年も生きていないのに!)

もし、こういった運動遊具を動かそうとしたり、どこかに運ぼうとしたりする子がいたら、要チェックです。

「発想が豊か」なのではなくて、場面や状況を読み取るのが苦手なのかもしれません。

左側の方で園庭が仕切られているの分かりますか?

幼児園庭と共有だったり、園庭が広すぎる場合は、こんな風に仕切って程よい広さを作った方が、大人も見やすいし、子ども達も安心して過ごせます。

プランターで仕切ったとしても、子ども達は「ここから入ったら行けないんだな」と理解します。

いつまで経っても理解できなくて、くぐったり、またいだりして抜け出していく子がいたら、どうしてかなー、どうして理解できないのかなーを考えてみましょう。他の場面でも理解の難しさが見られるかもしれません。

これからだんだんと暑くなるので、今は園庭でたくさん遊べる一番いい季節!

園庭で遊ぶ姿からは運動発達をよく見ることができるので、そのためにも子ども達に合った環境を作りましょうね!