春を食べる

春は、自然がどんどん成長していくのが眼に見えて分かりますね。

鳥たちもにぎやかになり、虫達も忙しそうだし、そして、植物が本当にどんどん大きくなります。

春は一年で一番美しい季節。

熱中症アラートもないし(そろそろ出てきそうですか?)、線状降水帯も発生しないし、台風も来ないし、大雪もふらないし…

自然災害が少なくて、「気持ちが良い一日だね」とか「花がきれいだね」とか「チョウチョが飛んでいるよ!」と、自然を楽しめる日が多いはず。

あっという間に「暑い!」一色の夏がやって来ます。子ども達に自然の美しさや楽しさをたくさん伝えられるのは今!!ですよ!

ハンガリーの春もとーーってもきれい。

生きていて良かった!ありがとう!と自然界に感謝しながら毎日、庭仕事(夫から見たらただの草抜き)をしています。

この時期は、薬草も若芽をたくさん出しているので、収穫期!

4月の初めにとってきた行者ニンニクの葉っぱがなくなったので、近くの森へ。

行者ニンニクが一番おいしいのは春先の、まだ花が咲かない時期の若葉。

花が咲いてしまうと、葉っぱの方には栄養がいかないのか、虫食いも増えていて、若葉を探すのが大変。

来年は、春先にもっと集めて保存しよう。

でも、行者ニンニクの可憐な花が咲いている森はとてもきれいです。

そして、森中がうっすらとニンニクの匂いに包まれていて、ここでしばらく過ごしていたら元気になれそう。(←今も元気ですが)

今日は、もう一つ目的がありました。

西洋イラクサ。

手で触るとチクチクして痛くて、雑草を抜いている中にあるととんでもなく嫌な草なのですが、これが実はいろんな効能を持っているスーパー薬草なのですね。

触るのが怖いのでいつもは邪険に扱っているのですが、そろそろ真剣に身体に気をつけないとね、ということで森に生えているのを集めてみました。

(うちの庭のよりは元気そうです)

今日のお昼ご飯

レンズ豆と西洋イラクサのスープ(シンプルだけど、とっても美味しかったです。

庭に生えている西洋イラクサも大切に育てて、パセリ代わりに使おうと思いました。))

・行者ニンニクのスコーン(ちょっとジャガイモも入れました^^)

・サワーチェリーの入った焼き菓子(2012年のサワーチェリーのシロップ漬け発見。何の問題もなく使えました。保存食は貴重です。)

日本にも食べられる薬草、草花、たくさんありますね。

子ども達と調べてみると楽しいと思いますよ。