水あそび・・・本当に毎日必要?
暑い夏がやって来そうですねー
夏はもちろん毎日水あそび!!と毎年の恒例活動として準備している園も多いですよね。
水あそびは、子どもたちにとっても楽しい、水での経験ができるあそびです。
色々な容器を用意したり、水の性質を経験できる物や道具を用意すれば、遊びながらたくさんのことをま場ぶことができます。
もちろん、涼しむこともできますね。
でも、水にじゃぶじゃぶ入ったり、泥遊びをしたりの水あそびが本当に毎日必要かなーと思うと、どうでしょう?(^^;
特に、子ども全員分のたらいを用意してその中に漬かっている光景は、なかなか不思議ですよ。
目的は・・・おしりを冷やすこと???(たいがい、その後に子ども達はトイレが近くなります)
動き回らないようにすること?(部屋に戻ったとたんに動きたくなります)
水あそびが本格的になると、多くの園で日課が崩れます。
室内あそびも適当になりがちです。
大人も準備や片付けで手がとられます。
人の少ない園などは、その結果として、水あそび関連以外の時間は雑に保育になってしまうかもしれません。
子どもの経験として水あそびは大切。
でも、次のことは考えましょうね。
ー子どもの身体を冷やすことが目的ではないはず。涼しむと、冷やすは違います。
ー本当に毎日必要?
ー一日でクラスの全員がしたほうがいい?それとも、クラスを分けて行うこともできる?
ー園庭あそびの一部に水での経験ができる場を設けることもできる?
ー日課を崩さずに、その後の着脱なども丁寧に見れる流れができている?(もしくは、夏日課を作れている?)
子どものためにも大人のためにも、水あそびのあり方、考えましょうね。
もう一つ、とっても大切な視点。
水は限りある資源です。
水を大切に使うことを伝えるためにも、じゃぶじゃぶと水を無駄に、無意味に使うことを教えるのは、本当に辞めてほしいと思うのです。