お芋の絵だけじゃもったいない!!

今年はサツマイモが不作なようですね。

サツマイモ掘りをした園は、今年もサツマイモの絵だけを描いているのかな・・・(^^;

確かにサツマイモを掘るけれど、でも「芋」だけがそこにあるわけではなくて、お芋ができるrまでの前後の経過を見ても、お芋ができている周囲を見ても、様々に世界は広がっているわけで・・・・そこを考えないと、ただ「芋」だけが強調されて「お終い」になりますね。

もったいない。だから・・・

で、サツマイモ堀りの前にどんなことしたの?

サツマイモ掘りを通して、サツマイモ以外にどんなことに気が付いてほしい?

…と、聞かれたクラス、たくさんありましたね(^^;

いましたよ、ちゃんと考えている先生!!

市橋保育園(岐阜県揖斐郡) 4歳児クラス10月

土の中にはサツマイモだけがあるわけじゃないですね!

サツマイモを食べるのは人間だけじゃないですし!

こんな風に描いたり、貼ったり、切ったりしながら、子ども達、色々とストーリーを考えたでしょうねー

想像するだけでも楽しくなりませんか~~~

程よく巣にお芋を運んできた動物たちもいれば、通路までお芋でいっぱいの巣もありますね、通れない(笑)

サツマイモや動物たちを思い出したり(記憶力)

土の中を想像したり(想像力)

地面の中に通路を書いて、お部屋も作って(空間知覚)

紙を切ったり・貼ったり(微細運動)

そして、これを完成させて(根気力、課題意識)

出来上がった絵を見ながら会話したり、説明したことでしょう(言語コミュニケーション力)

もちろん、いろんな技術も練習していますよ。

大人側には知ってほしい知識や練習してほしいことがあって、つまり活動の目的があるけれど、子どもたちにとっては楽しい、そして、新鮮なアイデアいっぱいのあそびです!

子どもの発想する自由なあそびも大切だけれども、こんな、大人発信のあそびも同じぐらい大切です。

もちろん、このクラスの課業のテーマも、ちゃんとここに繋がっていましたよ!

(…この辺りは、福岡セミナーでお話してからブログに載せようかなー、と)

土の下ではお芋を食べている動物たちがいて・・・

土の上には・・・

お猿さんたちがいましたよ。

柿は全部食べちゃったみたいですね(^^