子どもを見る・・で、次は?
先日の「子どもを見る」試してみましたか~?
「はーい、試しました~♪」と手をあげている方が20人ぐらいはいると思いたい(^^;
で、試した方たち、どうでしたか?
「去年の様子を思いだそうとしたけど、思いだせなかった・・・意外に見えてなかったなー」
「子どもの遊んでいる姿をよく見てみたら、いままでのイメージと違かった!」
「あそびに偏りがある事がよく分かった」
「うろうろしている子かと思っていたけど、意外にも一つ一つの場面でしっかりあそんでから移動していた」
などなど、新しい発見も多かったと思います。
で、「この先どうするの?」と思った方もいますね、きっと。
まず、クラスの副担や、クラスに入ってくれているパートさん、去年の担任などと話をしてみましょう。
特に去年の姿はとても参考になります。今の姿がごく普通だったとしても、去年全然あそびを見つけられない子だったとしたら、すごく成長した!ということになりますね。
もしくは、去年はとっても良くあそんでいたのに、今年は何となくあそびが見つけられずに過ごしているとしたら?
去年の姿と照らし合してみると、子どもを理解するヒントが見つかるかもしれませんね。(「そういえば、新しい環境に慣れるのに時間がかかった!」「去年はあそびを引っ張っていってもらっていたのかも・・・」などなど)
また、パートさんやたまにクラスに入る先生は、担任とは違う視点・違う立場で見ています。
だれの見方が正しいか、ではなく、いろんな視点から見ることで、ひとりの子どもが立体的に立ち上がってくると良いですね。その中で、「そういえば、園庭では何しているかな」「よく絵を描いているけど、いつも同じようなもの描いていないかな?」と次に見ていきたい視点も出てくるかもしれません。
「子どもを見る」が、子どもの悪口や親の悪口にはならないように!
「あの子はいつもそうだよねー」「誰かの真似ばっかりしているしアイデアないよね」「お母さんちゃんと見てくれていないしねー」と言った見方は、子どもの援助につながりません。
どこを援助したらいいかな…どこを切り口に関わっていくと一番いいかな・・・と、あくまでも”こどもの発達を援助するために”という視点で見ていくようにしましょう♪