全ての子どもに幸せな子ども時代を!

  子どもと関わる全ての人が、子どもたちに幸せな人生を送ってほしいと願っています。

何を幸せかと思うかは人それぞれですが、生きていく中で出会う小さなことに幸せを感じられるかどうかは、どのような子ども時代を過ごしたかに、大きく左右されるのではないでしょうか。

 幸せな子ども時代を過ごせた人は、大切にされることを知っています。

大切にされた人は、大切にされる感覚を知っています。そして、大切にする人たちの姿をみています。それらは、自分が大きくなった時に、相手を大切にする下地となります。 幸せな子ども時代を過ごせた人は、それが当たり前のことであることを、そして、子どもたちの当然の権利であることを、理屈ではなく、実感として知っています。

もし、保育園がより良いものであれば、どんな家庭環境にいる子どもにも一日の中に幸せな時間を提供することができます。

もし、保育園が生活に不可欠な基本を教えてくれる場所であれば、家庭背景に関わらず、すべての子どもたちが、社会で生きていく基本を身につけることができます。

もし、保育園が就学に必要な力をしっかりと育ててくれる場所であれば、全ての子どもたちが同じスタートラインで学校生活を始めることができ、学ぶ権利を保障してもらえます。

もし、保育園が一人ひとりを大切にしてくれる場所であれば、自分は大切にされるに値する存在なのだ、自分が自分であることに価値があるのだと感じながら生きていける基礎を育むことになります。

そして、一人ひとりを大切にする保育園で育った子どもたちは、全ての人が大切にされる価値があり、全ての人が違っていることに価値があることを自然なこととして感じるようになります。

ハンガリーの保育園は、どんな家庭環境にある子どもにも、基本的な成長と発達、そして、学びの場を保障するどりょくをしています。

くるみの木教育研究所は、そんなハンガリーの乳幼児保育・教育システムを紹介しつつ、日本の保育を考えることを目的に2010年に設立されました。

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