保育が変わる時
強烈な一斉保育をしていた、遊具がほぼ一切ない!いたるところでおむつ交換が展開される!・・・・という、私にとってはかなり衝撃的な園が少しづつ変化していくのを見ていると、胸がいっぱいになる。
年に数回しか関われない私など、実はたいしたことをしているわけではない。こうしたらどうかなー、こう考えてみたら?とちょこちょこと助言ができるだけで、そのあとに続く日常の保育は園に任される。
すごいのは、その間、園長先生や保育士さんたちが、あれこれ首をかしげながら保育を進めていくこと。
保育が本質的に変わっていくのは、とにかく自分たちの実践での変化、子どもたちの変化をもとに保育を考えていく園。
指導に行ってもあまり本を紹介しないのは(*)、本にある形通りの保育をすることが目標となってしまい、形はできても質でストップすることが多々あるからだ。真似して学べることも多いだろうけれど、どうしたら保育がしやすいかな…子どもにとって動きやすいのは…と考えると、多少時間はかかっても、自然とあるべき形におさまるっていく。
保育を変える過程でたくさん考え、子ども達の変化に気が付き、自分たちが感じることを言葉にして・・・・・それを職員集団ができるようになったら、保育は確実に変わっていく。
(*もちろん、くるみの冊子やお便りは紹介してますが ^^)