待機児童解消とは言うけれど・・・

                子どもが安心して過ごせる環境を!!

待機児童解消問題は今までだって十分深刻だったけれど、このところ連日マスコミでもとりあげられている。

保育士の待遇改善、離職率を下げるための対策、きっと、いろいろと解決策はあげられるようになるだろうけど、ほぼ確信を持って言えるのは、ここに子どもからの視点は入らないだろうな・・・ということ。

保育園は、子どもたちが起きている時間のほとんどを過ごす場所だ。子どもたちにとって、そこがどういう場所であるべきなのかという視点なしに、大人の勤務形態を考えることはできない。

いろいろな人がパズルのように配置され、とにかく、誰でも良いから資格を持っている人、いや、資格なんて要らないからとにかく子どもの面倒を見る人がいればいい、という発想で園が運営されるようになる日が、そう早くないうちに来る気がしている。

家族の死活問題、そして、親(特に女性)一人ひとりの人生にも関わる仕事を保障することと同じだけの真剣さで、子どもたちが過ごす園での毎日のことも考えてほしいけれど・・・・保育所と保健所の違いの分からない人たちに何を期待できるだろう。

保育園に通っている子どもたちは、将来日本を支えていく存在だ。その子たちを大切にすることなく、明るい日本を想像することはできない。

発言権のある保育団体やそのトップにいる方たちには、何卒、「子どもの視点」を忘れずに頑張ってほしいと願うばかりなのです。

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