雑草・・・あえて育てたの?

(注:保育の話じゃないです!!)

ハンガリーは北海道と同じ緯度にあり、四季があって、夏はしっかりと暑い(冬もしっかりと寒い)。

私が日本にいた7月は相当な暑さだったよう。

家のある場所はバラトン湖の近くで、気温が高くなると湖の水蒸気が雲を寄せ付けなくなる。そして、あたり一面に雨雲があるのに、地形の関係なのかなぜかこの一帯だけは雨がポツンとも降らないという現象が起きる。

日本にいるときは、電話で家族のみんなとネコと草木の健康状態を確認している。(今はすごいですね、ネットを使うと国際電話も無料です。その上、顔まで見える。庭もネコたちも見れる)

夫「今日もすごく暑いよ。雨も降らないし。」

花に水あげないとね

夫「無駄じゃないかな。水をやっても枯れると思う」

今なんと??芝に水をやれとは言わない。それは水の無駄だと思う。でも、植木鉢の花とかとりあえず「花」「植木」と分かるようなものには水をやって!!

夫「でもさ、すごく暑いから、枯れるんじゃないかなー」

・・・なんでもいいから、水をやってください・・・

でも、そもそも、花と雑草の違いが分からない人が水をやるとどうなるか。雑草が元気に育つ(^^;

毎回のことだけど、この見事な雑草だらけの花壇と畑には感動さえ覚える。春先あんなにきれいにして出発したのに、自然というのはすごい。

芝だけはきれいに刈られているので、もしかしたら、これはこういう趣向の花壇と畑なのかな?と思う人もいるかもしれない(いないと思うけど)。

というわけで、毎日、朝と晩に雑草と格闘している。格闘しながら、冊子やおたよりの内容を考えている。

パソコンの前に座っているよりはよほど頭の中の風通しもいいし、緩やかに考えられる。

きっと、この庭をきれいにするには一か月ぐらいかかるので、毎日、必ず体を動かすことになる。

それに何よりも、庭がきれいになっていくのは楽しい。

「そうだよ、だからこの状態を作っておいてあげたんだよ。庭がきれいだったらつまらなかったと思わない?」

・・・・・物は考えようですね。何か違う気もするけど、そういうことにしておきます。

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