大人も子どもも成長できる保育園♪

わ、これはこれは・・・(^^;

何歳?

「年長です」

それは困ったね・・・

あそびには、その子の発達や性格とかが現れる。1歳児さんならともかく(××)、年長でこうなると「考える前に行動しているのかなー」とか「考えるのが苦手なのかなー」とか「空間とか物の関係の理解が苦手なのかな…」と気になることが浮かんでくる。このまま小学校に行ったら困ったことになるな・・・

大人が色々と働きかけていったとしてのこの状態なのか、それとも、放置されていたからこうなっているのかを確認したいので、「あそびを見ながら声をかけていってみよう!」と話したのが6月。

そして、今回行ってみたら・・・

神女中山手保育園(神戸) 異年齢クラス

同じ子のあそびと聞いてびっくりでした~~~。

ちゃんと考えて道具を選んで配置したようですよ。

真ん中のはお寿司?ご飯にお刺身がのっているイメージかなー。

お椀の中のお汁も野菜がおいしそうですね(^^

どうやら、物を選んだり、配置をしたりが苦手なわけではなさそうです。一つ一つをいったん考えてから行動する、が苦手だったよう。

テーブルクロスがずれたままで、この辺りのおおざっぱさは性格かな?

大人はこの5ヶ月、かなり根気よく声掛けをしていったようです。

こうなると、子どもの発達や性格、今後の課題などが分かりやすくなります。

(注、あそびを教え込んだという意味ではないです。炊飯器は机にいる?このケーキはお汁の具なの?というようなことを聞きながら、考える練習を一緒にしていったのだろうと思います。)

で、このクラスの先生は、彼女に対してだけじゃなくて、他の子どもたちにも同じように声をかけながらあそびを見ていったのだと思います。

園庭あそびから入室した後の「遊ぶぞ!!」という迫力がすごかった。

それにしても、子どもたちは「部屋の中ではこんなことをするんだ!」と、どのタイミングで思うのでしょうね?

着替えながら相談するわけでもないだろうし、室内に遊びが残っているわけではなくてすべてゼロから作り上げるのだけれどもでも、入室した時には子どもたち同士が一斉に遊びに取り掛かる。これって不思議だけど、遊べるクラスの子どもたちは、こんな感じです。

先生たちが何かコツをつかみ始めた時は保育も、そして、子どもたちも変わっていきます。

大人と子どもが一緒に成長していける保育園って素敵ですね(^^♪

もちろん、その背景には、職員を支える園長、主任、事務の方、給食の職員、用務の方、パートさん・・・の存在があります!みんなに拍手です!!

保育環境

次の記事

保護者に向けて