子供達の語彙、増えていますか?

くるみの木のセミナーは、自分たちで言うのも何ですが、展示が楽しいですよね~(^^

ちゃんと相談して作っていると思いますか?

自慢じゃないけど、してないんですねー(^^;

「展示のテーマ、何にする?」

「今回は○○にしようか」

「じゃあ、それぞれ、よろしく!」

という感じで、各々(といっても、AさんとMさん)がセミナーまでにいろいろと好きなものを作ってくるので、私たちも展示の準備をしている時に持ち寄ったものを見て「わー、すごいねー、よく作ったねー」と感激しています。

事務局のAさんなんてセミナー前は恐ろしく忙しいはずなのに、毎回、面白い課題あそびを作ってきてくれます。

その中の一つを紹介しますね。

家の中の物。これ、どういう組み合わせで並んでいるか分かりますか?

ペアで使うものですね♪

ばらばらにしてペアを探していきますが、ペアを作って終わり!ではなくて、あそびながらたくさん会話しましょうね。

「これの名前、知っている?」

「家にある?保育園にもあるかな?」

「誰が使う?」

「使ったことある?」

・・・・

2~3歳児だったら、いくつかカードを選んでおいて

「たいへん、たいへん、ご飯を食べたいけど、椅子がない!」(椅子を探してもらう)

「たいへん、たいへん、くぎを打ちたいけど、トンカチがない!」(トンカチを探してもらう)

…と、遊ぶこともできそうですね。

どちらの場合も、子どもに合わせてカードの数を調整しましょう。

こういった遊びを通して語彙を増やすことになりますし、思い出しながら話す練習にもなります。

家の中にもあるものが大半なので、子どもも家でのことを話してくれるかもしれません。

それに、意外と名称や動詞を知らないということが分かると思います(実は大人もあやふや)。

毎日話している内容は決まりきったことになりがちです。

大人が積極的に語彙を増やしていく、会話の内容を変化あるものにしていくことは、就学に向けての視点からもとっても大切ですよ!

今ぐらいからは特に乳児クラスが落ち着き始めて、クラスに入って手伝ってくれていたフリーの先生やサポートの先生の手の空く時間が増えてくると思います。

こういった基本のカードなどを作っておいてもらえると助かりますね。

…ちなみに、こういったカードを作る時は、

「イラストが分かりやすくシンプルなもの」

「背景がないもの」

「絵のスタイルをできるだけ統一させる」

に気をつけると、遊びやすくなります。

くるみ村だより

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