こどもへの心遣い

大人のこまやかな心遣いが感じられるクラスの子ども達は、やっぱり落ち着いているし、遊びますね~

先生達は悩みながらも、

こうした方が遊びやすいかなー

遊具がとりやすいかなー

動きやすいかなー

今の時期はこんなことに興味があるかな…興味を持ってほしいな・・・

と考えながら、でも、楽しみながら環境を作っているんだろうなーと思う保育室!ありましたよ、八王子に(^^

八王子ひまわり保育園の2歳児クラスです。(11月 20人)

扇形、そして、死角になる部分が部屋の両端にあり、中央にはトイレへの出入りがあるのでかなり作りにくい環境です。

だから??必要に迫られて??先生たちはよく考えていますよ~~

写っている部分は再現あそびの空間。

手前に写ってない部分が構成コーナー

奥の右端にも描画・制作の棚があります。

動線と運動遊具が置けそうな空間も確保されています。

運動遊具はすぐに出せるところに収納されています。

反対側から見るとこんな感じ。

トイレの前も子ども二人と大人一人が座れる場所とちょっとした目隠しがちゃんとあります。

トイレの水回りは何かとごちゃごちゃする場所です。こういうところがきれいかどうかで、保育室の印象ってかなり変わります。

蛇口一つに、ハンドソープ一つ。…どうでも良さそうなことだけど、でも、意外とスムーズさが違うんですよ。

これが蛇口三つにハンドソープ一つの所もありますしね(^^;

床机上も苦労しながらも確保!

保育室自体が広くはないので、最低どれぐらいのスペースが必要かな?を相当考えて環境を作っていると思います。

描画の道具の置いてある台と下は粘土の入っている箱…キャスターが付いています!

こういうところで、遊びやすさや遊ぼう!と思う気持ちが変わって来るんでしょうねー。

あるものをどう工夫して、きれいな、そして、使いやすい、生活のしやすい環境を作るか…そして、変えたほうがいいな!と思ったら、とにかく動く!

このフットワークの良さがあるかどうかでも、今の時期の子どもの姿はかなり変わって来るなーというのが、毎年、秋の園を見て思うことです。

絵本もね、意外とどこの園も適当です(^^;

ぼろぼろのがそのまま、いったいいつからあるんだろう…という状態で置いてあるところも結構ありますしね。

季節の絵本、子ども達が分かりそうな内容が選ばれていて、どうでもいいキャラクターものやぼろぼろの絵本はなかったです。

こういうことの積み重ねで、子ども達にとっても大人にとっても気持ちのいい保育室になります。

制作もとりいれていますしね~

そして、なんとなんと、担当制の保育をするようになって2年目ぐらいの若い保育士さん達の作った保育室でした!!