2歳年度末の机上
環境、年間を通して変えて来られましたか?
途中までは順調だなと思っていた園でも、年度末に行くと時間が数か月分止まっているところがあります(^^;
年度末は子ども達がぐっと成長する時期です。そこに合わせてどんどん遊具や環境を変えないと!!です。
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とても上手に環境を工夫できている2歳児クラスがあったので紹介してみますね。
まずは机上から。
紙のパズルだけでなく、いろいろな種類の机上遊具がありますね。少し大きめのものは高いところに、細かな遊具は下の方にあるようです。発達に課題のありそうな子が手にとりやすいものが上、より発達した子向けのものは下という感じかな?
発達に課題のある子は目につくものを手にとるので、そういった子でも遊びやすい物を目の高さにというのは異年齢クラスの配置でも参考になりますね。
パズル、型合わせ系のテーマ(動物、乗り物、植物、人間・・・)もいろいろですよ。
棚の高いところには、2歳、3歳向けのゲーム系もあります。
自由に手にとれるように、紙とクレヨン、粘土類もあります。
乳児の後半でこの辺りを使えるようにしておいてくれると、幼児の先生たちは助かりますね。特に異年齢クラスにあがる子ども達は、幼児の大きな子達のいるクラスに入るので、ある程度細かい遊具や制作の道具に慣れておきたいです。
そして、机上遊具を床で遊べるスペースがあるのもポイントです!
とくに発達課題のない子ども達でも、この床のスペースは好きでよく遊んでいます。広さは、保育室の広さと子どもたちに合わせて変えます。
この園にはこれ以外にも遊具のストックはあるので、子ども達の発達や時期に合わせてもこまめに入れ替えをしているはず。
2歳の年度末の机上ということは、3歳のスタートの机上とも考えられますね。異年齢クラスでも、この床でのスペースの確保は必須です!
ぜひ参考にしてみて下さい♪