1歳―新学期の環境 ここをおさえて!!! その1

新学期はどのクラスも大変ですが、中でも大変なのが1歳と3歳ではないかな‥‥と思います。

(0歳も大変ですが、動き回る1歳とはまた違った大変さですね)

今回は、一歳の新学期の環境のポイントです。年度末ではありません!!

ポイント その① とにかく分かりやすく!

その部屋に入った時に、この部屋でどう過ごしたらいいのか、どの空間で何を遊べるのかが見ただけでも分かるように。

そのためにも、敷物でしっかり分けること!

棚を仕切りとして使っても床の境界線が分かりにくいので、落ち着かない、遊具の散らばる環境となります。 

空間を敷物でしっかりと分けたら、遊具をあそびの種類ごとに分けましょう。

・構成遊具

・机上遊具(この中でも机で遊ぶもの、床で遊んだ方がいい物を分ける)

・運動遊具

・再現あそびの遊具・道具

構成あそびのコーナーに運動遊具や机上遊具が入っていると、空間分けしている意味がなくなります。

どの遊具がどのあそびなのかな…をまずはしっかりと考えてみましょうね。

(・…意外とこの辺りって曖昧ですか??どこかで取り上げますね)

ポイント その② 子どもにも大人にも見通しをよく

1歳児クラスの新学期は、泣いている子達+動き回る子達+おもちゃを棚から落としたり籠をひっくり返す子達・・・・ということで、なかなかすごい状態になりますね(^^;

大人は、泣いている子達に遊具をすすめながら、ひたすら片づけ続けることになります。

ひたすら片づける、あそびに誘う、これに尽きます!!

そのためにも、どの子がどこで何をしているかな・・・を見られるように、そして、子どもも大人がどこにいるかを目で追えるように、視界の良い環境を作ります。

棚で仕切って小さなコーナーをたくさん作った方が落ち着くのでは…というのは逆効果になります。

大人のいる狭い空間に子ども達が集まってきますし、何よりも、部屋の見通しの悪さで子ども達が不安になります。(大人も落ち着かないはず)

棚やパーテーションで仕切ろうかと思っているクラス、要注意ですよ!!

次は、新学期の各コーナーについての説明をしますね。