乳児の夏日課!上手くいっていますか?
梅雨が明けると、本格的に暑くなりますね~~~
暑い=プール・水遊び!!となっている園が大半なのでは…と想像しています。
でも、この暑さの中、早く部屋にも入れてあげたいと思うと、わさわさっと着替えさせ(乳児なのに水着きている園もありますよね‥‥いらない ^^;)、わさわさっと外に出し、そして、ぴちゃぴちゃと水遊びをし(盛り上げているのは先生だったり)、わさわさっと室内に入れる→おむつ交換→着替え 「あー疲れた」と大人がぐったりしている横で、子ども達は「さー、部屋の中で動くぞ!!」の毎日になってしまいませんか?
まあ、ここまではいかなくても、でも、たいがいの園は水遊びに追われ、その上暑いしで大人が疲労困憊する夏…という流れになっているのではないかなーと。
水遊びを毎日!という固定概念をいったんなくしましょうか。
もし、水遊びにこだわりたいのなら、子ども達が週に1~2回、水遊びができたらいいなーと思ったらいいと思いますよ。
つまり、子ども達全員が一斉に週に1~2回水遊び・・・ではなくて、個々がそれぞれできたらいいので、一日の中で水遊び・外あそびをする子ども達がクラスの半分でも、いいですよね?
その代わり、室内にいる子ども達は、しっかり動けるように運動遊具を多めに設置する。(でも、環境を大幅に変えて、という意味ではないです!!)
暑すぎて外に出れないのなら、まずは室内での動きを頑張りますが、あまりにも外に出れない日が続くようなら、廊下などを工夫して動けるようにする。
毎日の水遊びよりも、穏やかな日課を崩さない!です。
毎日の流れや室内あそびと外あそびのバランスを考える、運動欲求を満たせるようにする、という視点は常に忘れないようにしましょう。
夏になると、なぜかここが突然なくなる園が増えます(^^;
いろいろな形があるので、いくつかの園の例を挙げてみますね。
夏の日課のバリエーション
その① 水遊びなし・毎日全員が外に出る
この園は、外あそびは確保してあげたいということで、毎日必ず外に出ています。早い段階から外で過ごし始め、10時までにはみんなが「入室」できるように考えています。
1対1,2対1で全員を入室させ、そこからおむつ交換・シャワーが始まります。
外でみんなが遊べますし、育児が雑になるのも防げます。
その② クラスの半分だけが水遊び・外あそび 週に1~2回ほど
この園では、1日のうちではクラスの半分だけが水遊び・外あそびをするように日課を考えています。週では、皆が1~2回は水遊び・外あそびができるようにしているそうです。この場合の水遊びはプールではないです。
どちらも保障してあげたいけれども、全員は無理!ということでの方法です。
夏日課はとってもややこしいですが、暑い夏を子どもも大人も楽しく過ごすためにも、ここ、相当重要なので頑張って考えましょうね!!
本当は、夏が始まる前にちゃんと考えてほしいところですが、今からでも間に合います、がんばりましょう!
大人の「水遊びをさせてあげたい」「プール遊びをさせてあげたい」という自己満足ではなく、子ども達全員、一日の流れ全部を視野に入れての快適な生活が大切ですよ。
セミナーに来られる方は、きっとこの辺りの話を聞くこともできると思います(^^♪