室内遊び、ダイナミックに!

アラートの出る日が続き、室内あそびの時間が長くなっている園が多いと思います。

室内遊び・・・・なんだか、静かに遊んでいるイメージですか?

でも、役割あそびをダイナミックに考えると、体もいっぱい動かせるし、頭もしっかり働かせることができるし、何よりも楽しい!

東京、江東区のグローバルキッズ亀戸園の4,5歳の異年齢クラス。

なんと、保育室にプールが(^^

この時は、遊んでいる男子2人が、真ん中の仕切りにするレーンロープに浮きを紙で切ってはつける…という作業をしていました。

(役割あそびと描画制作が組み合わさるいい例ですね)

オリンピック?と思ったら、水泳教室の再現だそうで「オリンピック見たの?」といったら、「え?」と。

見たことないそうです(^^;

(いいチャンスなのでお家で見れるといいなー。見ないようなら、園で映像を見れると良いですね。きっと、また遊びが変わるはず)

その隣では・・・

ジェラシックパークが。

よくよく見ると、デュプロのブロックで作られた恐竜たちがいます。

特徴つかんでいますね!

先生は、このあそびをどうしたものかなーと悩んでいましたが、周りで楽しいあそびが広がっているので、このあそびに満足したら移っていくのではないかなー。

その奥には、森を探検している子ども達が。

探検の役割あそびというよりは、運動あそびがメインの役割あそび。

先生が子ども達のあそびに合わせていろいろなものを持ってきたり、アイデアを出したりしていましたよ。

池(川?)らしいところにワニを置いて「気を付けてね!」と言ったり、もっと運動遊具を持ってきたり。

蜘蛛の巣に蜘蛛もぶら下がっているので、くぐりながら石を渡ったりと、なかなか大変です。

「クマがいるかもしれないから」とクマよけの鈴がでてきて(大人が提案)、チリチリ鳴らしながら森を探検している子達がいれば、奥では、水泳がスタートしていて、笛(大人が用意)も「ピー!!」と鳴ったりして、チリンチリンにピーっで賑やかだけど、興奮状態で遊んでいるわけではないのでうるさくはない。

こんなに楽しそうなあそびがあちこちで広がっているのに、そこに他の子達が集まってこないのは、皆がそれぞれ遊んでいるし、比較的日常的にこんな光景が見られるから、慣れているのもあるのではないかなーと。

もし、子ども達が集まってくるようなら、役割あそびの空間を狭めてしまって(使ってないようなら)、もっと森を大きくしたり、園中からぬいぐるみをかき集めたり、大きな布を用意して大きな川を作ってしまったり…と、いろんなことができるなーと思いながら見ていました。

園内から観葉植物を集めて来たらジャングルもできるし、そこにいる動物を制作することもできるし…一週間ぐらいはあそびが続きそう(^^

室内あそびの時間がいっぱいとれる今の時期、子ども達のちょっとした一言や思い付きを出発点にして、楽しいあそび考えてみてくださいね!

ただし、引っ張りすぎず!

アイデアを出したら少し様子を見て、また次の提案・・・・のコツもつかみながら。

これがつかめるようになると、あそびの援助は本当に楽しいですよ~~~