子どもは自分で試してる…数(すう)!
「数」というと、数えることだと思いますか?
数(すう)の中には、同じものを集める・・・集合を作る、同じものを探す・・・ペアーを作る、つまり、違いに気が付く(これとこれは同じ、でも、これは違う)もあります。
同じものを探すためには、共通点に気がつかないといけませんね。
子ども達は、あそびながら、あそびを通して、たくさんの「一緒」「同じ」に気が付きます。
この子たちは何に気が付いたのかな?
容器とフープが同じ色なのは偶然かな…偶然ではないと思います。
「同じ色」とは言葉にしていなくてもどこかで「一緒」と思って置いたのではないかな。
このボール(容器と同じ色)もきっと、無意識のように、でも、どこかで意識して入れたのではないかなーと思います。
水色の容器にかけてあるフープが寒色系なのも、もしかしたら偶然ではないかもしれません。
「同じ」を意識したか、気が付いているかどうかは分からないです。いろいろと試しながら、あそびながら、子ども達は「体験」「経験」しています。それが、そのうちに言語化されていきます。時には、大人が言葉にすることで、意識化されます。
こんなあそびをしながら、子ども達はどんなことを経験しているでしょう?
同じ大きさ、重ねられる、高くなる、容器も円―フープも円、同じ色、同じ形、二つ並べると乗せやすい(面積が広くなるから)、重ねるとボールは入れにくい(高くなるから)・・・・これ、全部「数」に関する概念です。
こんなたくさんたくさんの経験が、子ども達の考える土台となります。
「遊びの中での学び」ぜひ園でも探してみてください♪