いろいろな事情の人のいる職場

もっと定期的に、曜日を決めるなどしてブログを書けないの?と思っている方もいるかもしれませんね、すみません、書けません(^^;

今後も”時間のある時のまとめ書き”…にお付き合いくださいませ。

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介護は突然やってくる・・・介護まではいかなくて、看護に一歩足を踏み入れた程度ですが、あー、こうして皆さん介護に突入していくんだなーなんてことを実感しています。

タイミングが良いと言ったら変ですが、コロナで仕事がうまい具合にキャンセルになるので(そして、ありがたいことに程よく仕事もあるので)、家族でやりくりしながら、父の看護?をしています。そこそこ元気な病人なのもありがたい。

ただ、いつ何が起こるか分からないので、常に準備万端状態で過ごしていないととんでもないことになるというスリルは、新生児期の赤ちゃんと過ごしていた時の気の張り方と似ているなーと(^^;

でも、何事も起こらなければ平和に一日が終わって、逆に驚いたり。

本格的に介護や看護、お世話の必要な人と生活をしながら仕事をしている方、もしくは、遠方で心配しながら過ごしている方は、本当に大変だろうな…と心底思います。

人間、年を積み重ねていくと、自分の思春期の悩み辺りから始まって、結婚や子育て、仕事、子どもの思春期、自分の体調不良(更年期とか)、そして、親の介護・・・・といろいろあって、いろいろな立場の人の事情が理解できて、いろいろな人と共通の話題が増えて、かなり広範囲の人と会話ができるぞ!という変な自信もついていきます(笑)。

保育園で働いているのは若い職員だけでなく、実はいろいろな年代の人がいて、それぞれが、人生のいろいろな段階・状況にいますね。

子育て中の人への配慮だけでなく、もっともっと、その時々の個々のしんどさを共感し合えると、「しんどい時期だから辞めます」・・・ではなくて「しんどい時だからこそ、仕事があるから頑張れる!」となるのだろうなーと。そして、そこを乗り切った人たちが、また次のしんどい人たちを支えられるようになるのだろうな、と。

いろんな立場の人がいて、お互いを理解し、支え合いながら仕事のできる職場であれば、結果として子どもや保護者にも目を向けられ、深みのある園になっていくのではないかなと思います。

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それにしても、訪問看護に来てくださる若い看護師さんのプロフェッショナルぶりには、なんだか考えさせられます。

看護師としての基本的な知識がちゃんとあるので(当たり前だけど・・・日本の保育界で基本的な知識のある人って何割だろう・・・^^;)何を聞いても答えてくれ、若くても安心して相談ができる。

客観的に意見を言って、てきぱきととにかく手早く手配してくれる。

それでも、ちゃんと話も聞いてくれる。

「私は看護師で、あなたたちは患者の家族。私の方が分かっています」というような嫌な上下関係を感じさせない、対等なやり取り。

あくまでも、私たちはサポートですという立ち位置。

これって、保育士さん達にも求められることだなーと。

父の看護のおかげで、また違った分野を見ることができて、学ぶことがたくさんあるなーなんて思う日々なのです。

…そして、こんなこと書いている場合じゃないですね。セミナーの準備します!